ライフステージごとに必要な支出を知る方法【自身の家計簿と比較し支出を見直そう】

悩み
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あたしの生涯、いったいいくらお金が必要なんだろう?

こんなお悩みにお答えします。

☑️本記事の内容

  • 生涯の支出をざっくりと計算する方法
  • ライフステージごとの支出の平均値を知る方法
  • 自分の家計簿と比較し支出を見直す

☑️本記事の執筆者

くわ

投資歴15年超のサラリーマン投資家です。

私のブログでは投資初心者・中級者の方々に向けて基礎知識を短期間で身に付けられるよう分かりやすくまとめてます。ぜひご覧ください!

老後2000万円問題がクローズアップされ、生涯いくらお金がかかるのか?って不安になった方も多いかと思います。

 

このような状況の中、自分の将来に対する危機感から、若者の間では投資をする人が多くなってきています。

 

しかし将来のことをなんでもかんでも恐れる前に、自分の支出の状況を把握し、現時点の自分の立ち位置を確認することで戦略的に支出を管理していくことが重要です。

 

今回の記事では、初めに生涯どれぐらいお金がかかるのかを簡単にシミュレーションする方法を紹介します。

 

また、総務省が公表しているデータから、人生のステージごと(独身→結婚→子育て→退職後)にどれぐらいお金が必要なのかを解説し、最後に自身の家計簿と比較し、無駄な出費を見直す方法を紹介します。

くわ

将来かかるお金を把握し、戦略的に投資金額を積み上げていきましょう。

生涯の支出をざっくり計算する方法

現在、WEB上にはお金に関する人生設計をするためのツールがたくさんあります。

それらのツールを使ってシミュレーションすると、人生でどれぐらいお金が必要なのかを簡単に知ることが出来ます。

 

今回はいろいろあるサービスの内、手軽にできて結果が見やすいゆうちょ銀行が提供する「ライフプランシミュレーション」というサービスを使ってシミュレーションしてみたいと思います。

 

設定する項目は18項目ありますが、それぞれの入力項目は簡単なので10分もあれば全部入力できます。

 

シミュレーションの想定としては、私が就職した24歳当時の状況から現在の家族構成(夫婦と子ども2人の4人暮らし)、持家(マンション購入)の状況を考慮して入力してみます。

 

入力項目と内容は以下の通りです。

【ご自身について】

  • 年齢:24歳
  • 貯蓄額;100万円
  • 職業;会社員
  • 年収;400万
  • 退職年齢と退職金;60歳・2000万円

【配偶者について】

  • 配偶者;28歳の時に結婚
  • 配偶者の結婚年齢;26歳
  • 職業;パート
  • 年収;250万
  • 退職年齢と退職金;60歳・300万円

【子どもについて】

  • 子ども;30歳で第一子誕生、32歳で第二子誕生
  • 学校について;大学から私立
  • 大学の通い方;下宿
  • 子育て期間中の働き方;どちらもずっとフルタイムで働く

【ライフスタイルについて】

  • マイホーム;34歳で購入、4000万円
  • マイカー;200万円の車を5年ごとに買い替え
  • 今の生活スタイル;「少しでも安いものを探したり、何を購入するか何回も検討したりするなど、お金の使い道を意識している」
  • 退職後の生活スタイル;「ある程度節約しながらも、それなりに毎日を楽しむ生活を送りたい」

この入力内容で得られたシミュレーション結果は以下の通りです。

一応退職するまでは右肩上がりに貯蓄ができますが、その後老後2000万円問題の壁に直面し、85歳のおじいさんになった時には48万円しか残らない貧乏爺さんという結果でした。

くわ

高いマンションを購入し、車を乗り回し、子供は2人とも私立大学という設定に無理があったのかもしれません。

このシミュレーションでは年収の上昇具合など細かい設定は出来ませんが、支出の方は総務省「家計調査年報(家計収支編)平成26年(2014年)平均速報結果の概況」を元に作成してあるようで、だいたいこんなもんなんでしょう。

 

非常に大雑把にとらえると、このシミュレーションより収入が多く、さらに支出を抑えることができれば生涯資産もこれよりも多くなるという目安にはなります

 

このシミュレーション結果を元にライフステージごとの収入と支出の状況をグラフから切り取ってみます。

年齢 ステージ ①年間収入 ②年間支出 ③税金控除支出 ④毎月支出
28 結婚 720万円 700万円 520万円 43万円
30 第1子誕生 730万円 700万円 518万円 43万円
32 第2子誕生 750万円 700万円 513万円 43万円
34 住宅購入 800万円 1100万円 900万円 75万円
36 第1子小学入学 800万円 770万円 570万円 48万円
42 第1子中学入学 960万円 830万円 590万円 49万円
45 第1子高校入学 1000万円 900万円 650万円 54万円
48 第1子大学入学 1000万円 1100万円 850万円 71万円
50 第2子大学入学 1050万円 980万円 718万円 60万円
60 退職 2250万円 1750万円 1188万円 99万円
  1. 年間収入;グラフより。
  2. 年間支出;グラフより。給料から引かれる税金も含む
  3. 税金控除支出;②-①×25%、税金をざっくり25%引いた支出
  4. 毎月支出・・・③÷12か月

シミュレーション結果の収入ですが、夫がサラリーマン、嫁がパートならだいたいこんな感じのような気がします。

 

また支出の方ですが、34歳の住宅購入時にどんと増え、子どもが大学に通う48~54歳ぐらいまでが「収入<支出」となる家計にとっては暗黒期となります。

 

そして60歳の退職時には、ごっそり退職金を住宅ローンに持っていかれるという暗いシミュレーションとなりました。

 

この結果から結婚後のDINKS(ダブルインカム・ノーキッズ)時代に貯蓄を増やしておくことが重要なのが分かります。

 

子供達の支出の増大に合わせて収入も増えていかないと家計的には結構きつい状況が目に見えます。

また家計の金銭面だけ考えると子供は少ない方が楽ですね。

ライフステージごとの支出の平均値を知る方法

続いてライフステージごとに平均でどれぐらい支出があるのかを解説します。

 

総務省が実施した「平成26年全国消費実態調査」を参考に、私と同じ勤労世帯で子供が2人の場合の支出の平均値を計算し、ライフステージごとに紹介します。

 

ここでライフステージとは、

  • 第1ステージ;夫婦(30歳未満)のみ世帯
  • 第2ステージ;夫婦(35歳程度)と子供2人世帯(長子が未就学児)
  • 第3ステージ;夫婦(45歳程度)と子供2人世帯(長子が義務教育期間)
  • 第4ステージ;夫婦(50歳程度)と子供2人世帯(長子が大学生)
  • 第5ステージ;夫婦(60歳以上)のみ世帯

という分類です。

ライフステージごとの1ヶ月の支出の平均値は以下のグラフのようになってます。

1ヶ月ごとの支出を金額ごとに細かく書くと以下の表のようになりました。

第1ステージ 第2ステージ 第3ステージ 第4ステージ 第5ステージ
食費 50,000 63,000 82,000 83,000 71,000
住居 46,000 26,000 12,000 12,000 17,000
光熱費 13,000 17,000 22,000 24,000 19,000
日用品 8,000 10,000 9,000 9,000 11,000
被服費 12,000 14,000 14,000 19,000 11,000
保険・医療 13,000 12,000 9,000 12,000 14,000
交通費 10,000 6,000 5,000 17,000 8,000
自動車等関連費 18,000 25,000 21,000 29,000 28,000
通信費 16,000 17,000 18,000 25,000 12,000
教育費 0 24,000 33,000 120,000 0
教養娯楽費 28,000 25,000 32,000 29,000 30,000
その他支出 45,000 33,000 35,000 55,000 42,000
交際費 14,000 12,000 10,000 13,000 28,000
合計 273,000 284,000 302,000 447,000 291,000

単位は円で、千円単位で丸めてます。

この金額には住宅ローンの金額が入っていないので、ご自身の住宅費または住宅ローン金額をプラスすると支出の平均値の目安になり、比較ができますので参考にしてみてください。

 

先述したように子供が生まれて数年経つと食費が増えていき、高校・大学と進学するに連れて教育費が爆発的に増える様子が分かります。

ゆうちょ銀行のライフプランシミュレーションの結果とだいたい同じでした。

自身の家計簿と比較し支出を見直す

ここまでで一般家庭の平均支出が把握できたので、続いては自分の家庭と照らし合わせて、支出が多いのか少ないのかを判断します。

 

新入社員当時はエクセルで家計簿をつけ、その後スマホを手にしてからは家計簿アプリでコツコツと家計簿をつけていましたが、今はマネーフォワードという無料で使える家計簿アプリを使用しています。

このアプリではクレジットカードや銀行口座を登録しておくと自動でアプリに使用状況を取り込んでくれるため、自分でやることはほとんどありません。

 

難点はクレジットカード等の登録の際にログインパスワードを入力する必要がある点です。

くわ

はじめは戸惑いましたが、かなり普及しているアプリなので大丈夫かなと思い使い始めました。

2年以上使ってますが、特に問題はありません。

このアプリを使用するとクレジットカードで使用したお店の情報から自動的に食費、生活費などの項目に振り分けられます。

以下の図はマネーフォワードで仕分けされた2020年3月の我が家の家計簿です。

全体ではありませんが、イメージはこんな感じです。

 

続いてマネーフォワードで得られた我が家の平均支出の家計簿と先に紹介した全国平均の家計簿と比較してみます。

我が家は現在長男が小学生なため、第3ステージ(子供2人で長子が義務教育世代)です。

項目 一般平均 我が家の家計簿
食費 82,000円 70,000円
住居 12,000円 12,000円
光熱費 22,000円 23,000円
日用品 9,000円 15,000円
被服費 14,000円 25,000円
保険・医療 9,000円 15,000円
交通費 5,000円 10,000円
自動車等関連費 21,000円 50,000円
通信費 18,000円 4,000円
教育費 33,000円 18,000円
教養娯楽費 32,000円 20,000円
その他支出 35,000円 29,000円
交際費 10,000円 5,000円
合計 302,000円 296,000円

自動車関連費用やその他支出では、車検費用や年間帰省費用から1ヶ月平均を計上しました。

全国平均、我が家の家計簿共に住宅ローンは含まれていません。

 

総額では我が家の家計簿と一般的な家計簿はだいたい同じでした。

割高だった項目と割安だった項目を書き出してみます。

【割高な項目】

  • 被服費
  • 保険・医療費
  • 自動車等関連費

被服費が高いのは共働きで好きなものを買っているからでしょうね。

保険・医療費については無駄に払っている意識はなかったので高かったのは意外でした。

自動車等関連費用は車を所有している以上、所有していない人も含まれる平均より高くなるのは仕方がありませんね。

【割安な項目】

  • 食費
  • 通信費
  • 教育費

食費・教育費が平均値より低いのは、我が家が第3ステージの入り口に入ったばかりだからですね。

通信費が安いのは夫婦そろって格安スマホという恩恵を受けているためです。

まとめ

今回の記事では、生涯どれぐらいお金が必要になるのかをイメージするため、簡単なシミュレーション結果と総務省のデータを元に解説しました。

 

漠然とした不安感が、実際にざっくりとでもイメージすることで、今何をすべきかということが分かるようになります。

 

また自分の家計の支出と今回紹介した平均値を比較してみて、多すぎる支出項目があれば、見直してみることをおすすめします。

実際に私は平均値と比較し、この記事を書いた後に高かった保険料について見直して7,000円分解約しました。

 

必要な支出はどんどん使い、無駄な支出は出来るだけ無くして、将来に備えていきましょう。

 

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