【めざせ金持ち父さん】第8弾 ポートフォリオの作り方〜債券に投資する比率を決める〜

債券投資の特徴

債券投資とは

債券というのは国や地方公共団体、企業などが一般の投資家からお金を借りる目的で発行するのもで、返還期限がきたら利子をつけて投資家に返すというものです。

債券という商品の特性上、株式投資などと比べて比較的安定的な運用が可能です。

 

債券自体は利益が約束されている商品ですが、実際には債券の満期になるのを待たずに市場で取引されます。

債券の特徴としては、株式のパフォーマンスが悪いと相対的に利回りがよくなる債券が買われるという傾向があるため、債券価格は上昇します。

ちなみに債券が買われると債券の価格は高くなり、利回りは低下します。

 

以下の図で債券の価格変動によって利回りが変わる仕組みが分かります。

くわ
くわ

図にあるようにもらえる金額は同じですが、債券価格の上昇により利回りが低下します。

債券の変動率

続いて債券の変動率を確認してみます。

 

参考とするのは「eMAXIS Slim 国内債券インデックスファンド」で、日本国内の国債、社債、地方債など非常に安定した債券に投資するものです。

設定来のチャートは以下の通りです。

パフォーマンスとしては、0%〜4%程度で安定しています。

次の図に示す日経平均(オレンジ)と比較してみると債券(青色)の価格変動が小さいのが一目瞭然で分かります。

変動率が小さい債券投資ですが、投資商品という性格上マイナスになる可能性もあるという点は考慮しておく必要があります。

債券投資の役割

続いて債券をポートフォリオに入れるメリットについて考えてみます。

資産の変動をゆるやかにする

続いて債券をポートフォリオに組み入れた場合の変動率を見てみます。

以下の図は株式100%のポートフォリオと株式50%、債券50%のポートフォリオの資産変動を比較したものです(株式、債券ともに先進国インデックスを使用)。

引用;マイインデックス

上記の図には株式の暴落時期をグレーの帯で示していますが、暴落局面では株式100%のポートフォリオの方が下落率が大きいのが分かります。

直近ピークからボトムまでの下落率をまとめると以下のようになります。

項目 株式100% 株式50%債券50%
リーマンショック -50% -32%
チャイナショック -13% -10%
コロナショック -11% -5%

このように債券をポートフォリオに含んでいる方がポートフォリオ全体の下落率を小さくすることができます。

先ほどのグラフにもあるように長期で見ると株式100%のポートフォリオの方がパフォーマンスがいいものの、途中に何度か暴落局面が訪れる中、投資を継続できるかは投資家ごとのリスク許容度にかかってきます。

くわ
くわ

債券を含んだポートフォリオの方が変動が緩やかなため投資を継続するのが精神的に楽そうです。

投資金額が少額であれば債券に投資する必要は感じませんが、投資金額が1000万円以上になる場合はある程度債券への投資も視野に入れたいところです。

株式暴落時の原資に使う

債券をポートフォリオに入れるもう一つのメリットとしては、株価暴落局面での暴落した株式を買う原資にするというものです。

 

株式の暴落から債券をリバランスする単純な例で考えてみます。

①株式と債券に50%ずつ投資

②株式暴落により資産減少

③債券を売却したお金を原資とし、暴落した株式を購入(リバランス)

④株価回復により資産増

 

この例を単純なイメージで描くと以下のようになります。

ポイントとなる部分を赤字で示しました。

①の暴落前は債券100、株式も100で合計資産は200、④のリバランス後の株価回復で合計資産は320なので、リバランスしたことにより資産が増えました。

実際はこんなにうまくは行かないでしょうが、債券に投資した分は株価暴落時のリバランスに使うことでポートフォリオ全体のパフォーマンスをあげることができそうです

 

ここまでで債券に投資する意味合いを解説してきました。

次頁ではポートフォリオにどれぐらい債券を含んだ方がいいのかを考えてみます。

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