実体経済とマネー経済

暴走するマネー経済

マネー経済がバブルを増幅する

通貨供給量が増える傾向は今後も続くと予想されます。

大きく膨らんだ通貨供給量はヘッジファンドのレバレッジによりさらに増幅し、世界中の余ったマネーは暴走を始めます。

 

余ったマネーはそのまま黙って沈黙しているわけではなく、投資場所を常に探しています。

そしてマネーが集まる場所はバブルを産み出します。

最近起きたバブルとしてはビットコインが記憶に新しいでしょう。

ビットコイン/円のチャートを掲載します。

2017年1月には1ビットコイン=10万円だったものが、2018年初めには260万円まで急上昇しました。

また同時期に出来高も急増しています。

その後バブルが崩壊して暴落していることを考えると、出来高も多かった分損失を出した人も多かったでしょう。

そしてバブル最後の出来高が急上昇する場面で買って大損するのは、決まって末端の我々一般投資家です。

一方巨額の資金を運用するヘッジファンドは優位な情報と人工知能(AI)を使って大きな利益をあげます。

くわ
くわ

バブル末期には「普段株などに興味がない靴磨きの少年が株の話をし始めたから、株を売り抜けたらその後大暴落した」という投資逸話があります。

ビットコインの場合も芸人の〇〇が大儲けしているとか、似たような話がテレビで放送されていました。

ちなみにバブルの歴史は今から400年前のチューリップバブルまで遡ります。

image;CONVOY

赤線がビットコインで、緑がチューリップバブルです。

上記のチャートはビットコインがこれまで最大だったチューリップバブルを抜いたという記事です。

くわ
くわ

バブルの内容としてはチューリップバブルの方がすごいと思いますが。

ただのチューリップの球根が家と同じぐらいの値段で取引されていました。

ただバブルは弾けた後じゃないとバブルとは気づけません。

にゃん
にゃん

チューリップは気づくだろ!

400年前からバブルは続いているので、今後もバブルはなくならないでしょう。

私が生きてきた30数年の間にも、1990年日本のバブル・2000年ITバブル・2008年金融バブル・2017年仮想通貨バブルと数年おきにバブルが発生しています。

現在の相場は官制バブル

現在の相場を考えてみます。

100年に一度と言われた2008年に起きた世界金融危機の影響で世界中の株価は大暴落し、その影響がどこまで及ぶのか分からない状況でした。

そんな中、各国政府は未曾有の危機を収拾するために、市場に大量の通貨を放出し景気の底入れを測りました。

これが通貨供給量(マネーサプライ)の増大につながります。

image;日経HP 世界のカネ1京円、10年で7割増(2017/11/14記事)

通貨供給量は実体経済の時に説明した世界のGDPの79.9兆ドルを超えて87.9兆ドルにまで膨らんでます

 

現在の世界の株高はこれらのジャブジャブマネーによって支えられており、いつ金融危機に陥ってもおかしくない状況で、著名投資家や金融機関もそろそろ危機が起きるんじゃないかと警告を発しています。

「“第2の世界金融危機”はすでに始まっている」投資家ジム・ロジャーズ氏の警告 米債務過去最大に!(飯塚真紀子) - Yahoo!ニュース
経済が破綻状況にあるベネズエラ。ラトビアやアルゼンチン、トルコ、インドの銀行も問題を抱えており、米の債務は22兆ドルを突破して過去最大に。各地で噴出し始めた経済危機は“第2の世界金融危機”の始まりか?

通貨を発行することができる中央銀行の日銀やFRBが大量にその国の株を買うというのは、明らかにおかしい状況です。

中央銀行は金融危機が起きた際に金利を調整したり、通貨量を調整して経済を安定させることが役目です。

くわ
くわ

こんな状況なので次に金融危機が起きると中央銀行もどうなるのかわかりませんし、救済側に回れるのかさえわかりません。

そのため次に金融危機が起きるとどこまでその影響がでるのか分からないと言われています。

まとめ

実体経済とマネー経済について解説しました。

マネー経済が膨張し、これらのマネーが今の相場を形成しています。

私はFXで多数の通貨に投資をしており、いろんなチャートを見ているため、マネーがどこに集中してどこに移動するのかがなんとなく分かります。

私たち一般投資家はマネー経済を動かすヘッジファンドと同じ土俵で投資を行い、利益を上げる必要があります。

そんなヘッジファンドに翻弄されないためにもインデックスの積立投資は最強の投資法だと改めて思いました。

 

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