GDPと株価の関係。だから僕は長期投資がやめられない

GDPと株価の関係

アメリカの場合

まずはじめにアメリカのGDPとアメリカの代表指数であるS&P500の推移を比較してみます。

※上記のグラフは1970年を1として指数化して表示

1970年からの比較ですが、GDPの方はリーマンショックのあった2008年に若干減少したものの、それ以外は一貫して右肩上がりになっているのが分かります。

続いてS&P500の株価の方をみると、基本的には右肩上がりになっているのが分かります。

 

2000年以降はネットが普及して株の取引がしやすくなったためか、アップダウンが激しくなっています。

くわ
くわ

2000年のITバブルと2008年の不動産バブルにより大きく下落しました。

今の相場もGDPと大きく乖離しており、なんとなくバブル状態になっているような気もしますね。

グラフで比較して見るとなんとなく関係性がありそうですが、今度は統計学で使われる相関係数というのを算出しGDPと株価にどれぐらい関係性があるのか確認します。

くわ
くわ

相関係数は−1〜+1の値で表され、+1に近いほど関係性が強い、つまりGDPが上昇すれば株価も上昇しやすいということです。ちなみに相関係数が0.7以上だと強い相関があるということです。

1970年から2018年までのGDPとS&P500の相関係数を計算すると0.95となり、かなり強い相関がみられました。

 

この結果によりアメリカのGDPが増えると、それに連動してアメリカの企業の株価に連動するS&P500もかなり高い確率で上昇するということが分かりました。

日本の場合

続いて日本の場合でGDPと日経平均株価の推移を比較してみます。

※上記のグラフは1970年を1として指数化して表示

この結果をみると特に1985年から1990年のバブル期についてはGDPの伸びに対して日経平均が急激に上昇しており、まさに実態のないバブル状態であるのがみて取れます。

 

またバブル崩壊以降はGDPが横ばいになっており、それに連動する形で株価も20年間横ばいが続いております。

アベノミクスと言われる2012年以降は若干ですがGDPが上昇し始めており、GDPに連動する形で株価も上昇を開始したところであるのが分かります。

くわ
くわ

このグラフを見るとGDPが伸びていないため、株価も上昇していないというのがよく分かります。

それにしてもバブル以降30年も横ばい状態が続いているなんて、結構危機的状況にありますね。

1970年から2018年までのGDPと日経平均の相関係数は0.61で、強い相関とまではなりませんでした。

これはバブル期の乖離が大きく影響を与えているものと考えられます。

 

ちなみにバブル期の影響を無視して、2000年から2018年までの相関係数を求めると0.74となり、GDPと日経平均の間にも強い関係性があるのが分かりました。

全世界の場合

つづいて世界のGDPと株価の関係をみてみます。

世界の株価指数として使用したのは全世界の株式会社に投資するVTを用いました。

※上記のグラフは2008年を1として指数化して表示

2008年以降はGDP、株価指数であるVTともに右肩上がりに上昇しています。

途中GDPに若干落ち込みがみられる箇所は株価も連動して落ちているところがあります。

 

これまで比較したS&P500や日経平均株価と比べて、GDPとの乖離が大きいように見えます。

これはリーマンショックで世界中の株価が急落し、2008年以降はその反動で急上昇したため、GDPの上昇率に比べて大きくなったものと思われます。

もう少し長期間のデータがあれば相関関係がわかりやすかったと思います。

 

いずれにしても2008年から2018年までのデータで相関係数を求めると0.83となり強い相関がみられました

 

これまでの結果をまとめると、

GDPと株価には強い相関(関係性)がみられる

と言えそうです。

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