2020年の振返りと2021年の投資戦略

くわにゃん(@kuwanyan98)です。

2020年は年初から世界的にコロナウィルスが蔓延し、世界全体の経済活動がストップするという衝撃的な内容から始まりました。

 

その影響を受けて株価は3月に大きく下落し、その後の各国の金融・経済対策により米国S&P500に至ってはなぜか最高値更新という訳のわからない状況が続いています。

 

先が読めない不安定な情勢が続きますが、私自身がメインで行なっているインデックスの積立投資と高配当株投資について、今年1年間の振返りと2021年の投資戦略をまとめます。

インデックスの積立投資

2020年の投資成績

2018年以降の年末の資産の推移です。

項目 積立額 評価額 損益率
2018年末 96,621 87,910 -9.02%
2019年末 279,672 309,115 10.53%
2020年末 1,109,700 1,393,251 25.55%

2020年は投資金額、利益ともにここ1年で大きく増えました。

2019年末と比較すると4倍ぐらいの金額になってますね。

コロナショックで株価が大きく下落した時に大量の資金をつぎ込んだのが功を奏しました。

くわ

資金的にはまだ余裕があったのでコロナショックの際にもっと追加投資したかったですが、まぁまぁしっかり買えたので良しとします。

また2019年まではVT(全世界株)とVTI(米国株)に投資していましたが、2020年からはより細かくVTI(米国株)、VEA(先進国株)、VWO(新興国株)、AGG(米国債券)に分散投資しました。

2021年の投資戦略

インデックスの積立投資を始めた当初はVT(全世界株)とVTI(米国株)に50%ずつ投資をし、2020年にはVTをVEA(先進国株)、VWO(新興国株)に分解しました。

 

2021年もこの方針は変えずに以下の配分で行きます。

VTI:VEA:VWO=78%:16%:6%

ここからは上記配分の計算です。

全世界株式の現在の配分状況はeMAXIS Slim全世界株式の目論見書から拝借します。

この図から全世界株式の投資配分は、

  • 米国56.6%:その他先進国31.4%:新興国12%

というのが分かります。

これにVT:VTI=50%:50%という配分を考えると以下のようになります。

  • VTI=50+56.6×50%=78%
  • VEA=31.4×50%=16%
  • VWO=12×50%=6%
くわ

2020年と比較するとVEAが1%増えて、VWOが1%減りましたが、多分小さすぎて影響はないですね。

2020年はコロナショックにより大暴落した時に手持ちの資金を大量に注ぎ込みました。

2021年も同じような状況になれば手持ちの資金と債券で積み上げている資産を機動的にVTI・VEA・VWOなどへ投資して行きます。

米国高配当株投資

2020年の投資成績

2018年以降の年末の資産の推移です。

項目 積立額 評価額 損益率
2018年末 71,939 65,358 -9.15%
2019年末 1,012,255 1,069,986 5.70%
2020年末 1,344,722 1,250,321 -7.02%

米国高配当株の方は投資金額は微増で利益率は低迷が続いています。

コロナショックによる下落が石油銘柄や金融関係の高配当株が影響を受けたため、このような結果になっています。

 

ただ個人的には世界的な株高の中、これらの高配当株がまだ仕込みのチャンスにあるとみています。

米国高配当株については次に書くように大きく方針転換していこうと思います。

2021年の投資戦略

米国高配当株への投資は受け取った配当金をベースに行なっていましたが、2021年からは生活資金で余った分も投入していこうと思います。

 

さらに投資銘柄も個別銘柄ではなく米国高配当ETFへの投資に変更します。

 

個別株への投資から転換する理由は、コロナ禍により世界情勢が変化し、その変化に対応するにはポートフォリオの入れ替えが必要であると感じたからです。

時間と意欲があれば個別株のポートフォリオを入れ替えていくのですが、面倒なので2021年はとりあえず以下の4つの高配当株に投資してみます。

シンボル 名称 手数料 分配金利回り
VYM バンガード米国高配当株式ETF 0.06% 3.14%
HDV iシェアーズ米国高配当株ETF 0.08% 3.87%
SPYD SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF 0.07% 4.67%
VIG バンガード米国増配株式ETF 0.06% 1.58%
くわ

2021年に投資してみてその後はまた考えます。

FXからの撤退

2020年は長らく行なっていたFXから完全に撤退しました。

コロナショックによる暴落のあおりを受け、ぶっ飛びました。

 

その際に引き揚げた資金をインデックス投資に回したので、トントン以上の結果になってます。

今チャートを見るとAUDあたりは上昇してきているので、読んでいた方向は当たってたというか、、、

まぁ今さらどうでもいっか。

 

今後FXに資金を投入することは無いと思います。

2020年のビッグニュースと我が家の状況

投資実績の前に2019年におきた世界のビッグニュースを振り返ります。

今年のビッグニュース

今年の相場に影響を与えたビッグニュースと言えば以下の2つです。

  1. 新型コロナウィルスの世界的な蔓延
  2. 米国大統領選挙

新型コロナウィルスの世界的な蔓延

今年のニュースといえばなんと言っても「新型コロナウィルス」ですね。

年初には世の中がこんな状況になるとは誰も想像できなかったでしょう。

 

年初に未来が見えた人がいて、

「あと数ヶ月で新種のウィルスが世界的に蔓延し、パンデミックという状況になるらしいよ。

そして世界中の都市で外出が禁止されるロックダウンという措置が取られ、日本人なんてみんな真夏もマスクをするんだよ!」

なんていう人がいたら、頭がおかしい人としか思われないでしょうね。

 

でも実際に今はそういう状況になってます。

 

そして株価の方はというとご覧のように投げ売り状態となりました。

※Nikkei記事より引用

株の値動きを毎晩リアルタイムで見てましたが、本当にアップダウンが激しく動くのが早かったです。

当時の株価の最高値から35%程度の下落率で反発しましたが、多くの人が思ったように最大50%程度までは下落するだろうなという感じでした。

 

もう少しで世界的に増えていた社債がクラッシュし、リーマンショック時のような世界的な信用収縮にまで発展するところでした。

そんな中FRBを始めとする各国の中央銀行がこれまでにない規模の市場への資金供給をしたことで、株価は急速に回復するどころか、今や過去の最高値を更新するまでに上昇しています。

私は予め綿密なる追加投資のシミュレーションをしていたので結果的に多くの資金を追加で投入でき、今の好成績につながっています。

この辺の下落時の追加投資の仕方については、来年記事にまとめます。

 

コロナについてはワクチンの摂取がはじまったと思った途端に、新種が発見されたりいろいろと先が読めない状況が続きますが、早くおさまってほしいですね。

米国大統領選挙

米国大統領選挙についてはバイデン氏が当選となりました。

トランプ氏は不正選挙だと各方面に訴えていますが、何が本当かは分かりません。

ニュースを伝える側も中立な立場でニュースを伝えるわけではなく、自分たちに有利な方向に使いますからね。

 

まぁどっちが大統領になろうと米国VS中国の状況は変わらないでしょう。

今は世界の覇権をどっちが握るかという戦いです。

 

そもそも中国が国際的に力を持ち始めたのは2001年にWTO(世界貿易機関)へ中国の加盟を米国が支持してからです。

その恩恵を受けて米国は中国で安く製品を作ることができ、中国も大量の米国製品を作ることで経済力をつけてきました。

 

しかし、中国が予想以上に技術力・経済力をつけ、世界の覇権を狙っていることが露呈したことから今の状況になっています。

 

トランプ大統領とは全く異なるバイデン氏がどう対処していくのか見ものですね。

我が家の状況

最後に我が家の状況ですが、特に変わりなく仲良くやってます。

新しく始めたことといえば、嫁がつみたてNisaで投資を始めました。

 

始めたというか、無理やりやらせたというか。

興味は全くないようです。全く。ゼロ。

 

まぁ真逆だからこそ、お互いうまくやっていけるんだと思ってます。

嫁が投資に興味が無い分、私は自由に資産運用ができていますしね。

まとめ

2020年の振り返りと2021年の投資方針をまとめました。

2021年はインデックス積立投資はそのまま、米国高配当株投資は個別株からインデックス型に切り替えます。

 

来年はインデックスへの投資だけに絞ることで、資産運用についてはますますやることが無くなりました。

そんなわけで、来年も仕事に集中しジャンジャン稼いで、ジャンジャン投資に回して行きます。

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