【JPモルガン・チェース:JPM】高配当米国株の銘柄分析〜株価・利益・配当〜

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くわにゃん(@kuwanyan98)です。

米国高配当株の人気銘柄の一つであるJPモルガン・チェース(JPM)について分析を行います。

 

会社の基本情報から配当込みでS&P500との比較、利益や配当金の推移等をまとめます。

JPモルガン・チェースってどんな会社?

社名 JPモルガン・チェース
ティッカー JPM
設立年 1799年
セクター 金融
従業員数 260,095人
連続増配年 8年
決算月 12月
PER 9.10
直近配当利回り(税込) 3.75%
JPモルガン・チェースはアメリカのNYに本社を置く銀行の持株会社で、2000年に投資銀行のJPモルガンと商業銀行のチェース・マンハッタン・銀行が合併してできました。
またJPモルガン・チェースは2008年のリーマンショックの際には、当時アメリカの5大証券会社の一つであったベアー・スターンズを救済合併したのは有名です。
現在では世界60カ国以上に拠点をもち世界中で事業を展開しており、アメリカ最大の銀行となっています。 
世界の2019年銀行ランキングTOP5位、中国の銀行を除けば1位にランクインしています。
順位 企業名 自己資本
1位 中国工商銀行 中国 3,380億ドル
2位 中国建設銀行 中国 2,870億ドル
3位 中国農業銀行 中国 2,430億ドル
4位 中国銀行 中国 2,300億ドル
5位 JPモルガン・チェース アメリカ 2,090億ドル
6位 バンク・オブ・アメリカ アメリカ 1,890億ドル
7位 ウェルズ・ファーゴ アメリカ 1,680億ドル
8位 シティグループ アメリカ 1,580億ドル
9位 HSBC HD イギリス 1,470億ドル
10位 三菱UFJ銀行 日本 1,460億ドル
続いて2019年の米国6大銀行の売上と純利益を比較してみます。
米国6大銀行収益比較
この図をみてもJPモルガン・チェースはぶっちぎりの1位です。
さらにJPモルガン・チェースはウォーレンバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの投資先としても有名で、さらに2019年にはJPモルガン、バークシャー 、アマゾンの3社で「ヘイブン」という医療サービス会社を共同で設立するなど面白い取り組みも行なっています。

地域別売上比率

JPM地域別売上高

地域別売上比率を見ると1位はアメリカを含む北米市場が79%と大部分を占めており、そのあとに欧州/中東/アフリカ、アジア/太平洋市場が続きます。

 

JPモルガンほど大きな企業だとなんとなく世界中で事業を展開しているイメージがありますが、このあと解説するようにメインは一般消費者向けの銀行業務であるため、アメリカの比率が多くなるのは理解できます。

 

そもそもアメリカには世界最大のNY証券取引所があるなど世界金融の中心なので、十分な利益がでるのでしょう。

セグメント別売上比率

JPモルガンの主要なセグメントは以下の4つです。

  • 消費者向け銀行業務
  • 商業銀行業務
  • 投資銀行業務
  • 資産運用業務

そして各セグメントの売上高の推移は以下のようになっています。

JPMセグメント別売上高の推移

主力の消費者向け銀行業務の売上が順調に伸びているのが分かります。

 

 

各セグメントについて詳しく解説していきます。

消費者向け銀行業務・商業銀行業務

「チェース」ブランドで事業展開している一般的に商業銀行と言われる分野です。

商業銀行というのは、簡単にいうと「預金を集めて企業に融資し、利ざやを稼ぐ商売」です。

 

日本でいうところの「みずほ銀行」などが行なっている一般的な銀行業務を扱う分野で、これらのセグメントだけで50%以上の収益を稼いでいます。

その他にも住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード事業などを幅広く扱っています。

投資銀行業務

持ち株会社であるJPモルガン・チュース傘下のJPモルガンが投資銀行業務を担っています。

投資銀行と聞くとあまり馴染みがありませんが、日本でいうところの「野村證券」などの証券会社が行なっている業務と同じです。

 

具体的には企業に対して株式・債券市場における資金調達や、M&Aの仲介やアドバイスで利益を得ています。

証券会社のビジネスモデルは、JPモルガンが何かに投資をして利益を得ると言うのではなく証券売買などの仲介手数料を得るというものです。

またリーマンショック以降の規制強化によって、投資銀行の収益源だったハイリスク・ハイリターンのデリバティブ取引などのビジネスが出来なくなりましたが、近年テクノロジー分野に数十億ドルを費やして投資銀行業務に積極的にAI技術を導入し、収益拡大に力を入れています。

資産運用業務

JPモルガンは銀行持株会社の中に富裕層を対象とした資産運用などの金融サービスを取り扱うJPモルガン・アセット・マネジメントという巨大なヘッジファンド部門を有しているのが特徴です。

 

世界のヘッジファンドの運用資産ランキング(2018年)をまとめました。

順位 名称 運用資産 投資戦略
1位 ブリッジ・ウォーターアソシエイツ 1,247億ドル グローバルマクロ投資
2位 AQRキャピタル・マネジメント 899億ドル 株式債券保守的運用
3位 ルネッサンス・テクノロジー 570億ドル システムトレード
4位 JPモルガン・アセット・マネジメント 477億ドル 多様 

JPモルガンは堂々の4位にランクインしてます。

くわ
くわ

ちなみに1位のブリッジ・・・を率いるのはレイ・ダリオ氏ですが、2017年の報酬は約1,000億円です。

すごい人もいるもんですね。

世界で事業展開している強みを活かし、幅広い資産に分散投資をして安定した成績をあげているのが特徴です。

またAIで投資判断がどのように改善されるか探るため、資産運用事業内に株式データサイエンス部門を設けるなど積極的な事業展開を図っています。

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