【ニッセイTOPIXインデックスファンド】銘柄分析〜手数料・運用成績・投資対象〜

ニッセイTOPIX

つみたてNisaで運用している「ニッセイTOPIXインデックスファンド」の銘柄分析を行います。

 

ファンドの基本情報から私的なファンド評価、手数料・運用成績・投資対象等について解説します。

基本情報

名称 ニッセイTOPIXインデックスファンド
設定日 2015/4/27
償還日 無期限
ベンチマーク TOPIX(東証株価指数)
投資形態 ファミリーファンド
ファンド分類 インデックス型
委託会社 ニッセイアセットマネジメント
販売手数料 なし
信託報酬 0.154%
解約時手数料 なし
為替ヘッジ
「ニッセイ国内株式インデックスマザーファンド」を通じて、実質的に国内の金融商品取引所上場株式等に投資することにより、TOPIX(東証株価指数)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目標に運用を行います。

※目論見書から引用

ニッセイTOPIXインデックスファンドは楽天証券の買付ランキング29位(2021年12月時点)の微妙な銘柄です。

 

TOPIXというのは東証株価指数の別名で、東京証券取引所の一部上場企業の銘柄から構成される時価総額平均型株価指数です。

一般的には日経平均株価(日経225)の方が知名度が高いかと思います。

時価総額加重平均型と株価平均型指数の違いは以下の記事を参考にしてください。

✅関連記事;株価平均株価指数と時価総額加重平均指数のパフォーマンスを比較してみる

 

日経225とTOPIXの銘柄数は以下の通りです。

項目 日経225 TOPIX
種類 株価平均型 加重平均型
銘柄数 225 2,192※

※2021年7月末時点

日経225に比べてTOPIXは10倍ぐらいの銘柄数です。

 

日経225とTOPIXの1987年11月〜2019年11月までのチャートを比較します。

この結果を見ると株価平均型指数である日経225の方は株価上昇期はTOPIXよりも大きく上昇し、下落期はTOPIXよりも大きく下落しており、株価の変動率(ボラティリティ)が大きいのがわかります。

 

ただパフォーマンスとしてははっきり言ってしまえば大差なく、投資するのであればどちらでもいいレベルです。

 

次のページではニッセイTOPIXインデックスファンドのファンドの評価をいろいろな角度からみてみます。

私的なファンド評価

ファンド評価

結論から書くとニッセイTOPIXインデックスファンドは「おすすめしないファンド」です。

ファンド自体は手数料が安く設定されており優秀なのですが、そもそも日本に限定したTOPIXに投資するというのが、私自身魅力を感じないという意味で、あまりオススメできないという意味です。

 

具体的に長期チャートを使って解説します。

TOPIX VS S&P500

TOPIXとアメリカの代表指数であるS&P500のパフォーマンスを比較してみます。

2003年以降の約17年間の成績を比較してみると、TOPIXがほぼほぼ横ばいであるのに対し、S&P500は2.5倍まで増加しています。

 

このように圧倒的にS&P500の方が成績がいいため、あえて日本の株式に限定したTOPIXに投資する意味をあまり感じられません。

 

もし1990年代の日本のバブルの前であれば日本の株式に投資する魅力もあったかもしれません。

以下のチャートはTOPIXの1968年以降のチャートです。

特にバブルがはじける前の1989年だとNTTは世界の時価総額トップで、その他も世界の時価総額上位はほとんど日本の企業が独占状態でした。

 

しかし現在は世界の時価総額トップ10には日本の企業は一社も含まれておらず、IT関連のアメリカの有名企業が上位を独占している状態です。

 

そして今後の日本はというと、少子高齢化、製造業の凋落、政府の膨大な借金、、、と問題が山積みであり、とても喜んで投資できるような投資先ではないのが実情です。

 

個人的には全世界に投資するバンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)(もしくはeMAXIS Slim全世界株式など)がオススメで、このETFを通して日本に投資すれば良いと考えてます。

基準価額・投資銘柄・セクターの解説

基準価額・純資産総額の推移

基準価額と純資産総額の推移のグラフを掲載します。

※引用;楽天証券HP

純資産総額は460億円(2021年12月時点)で、ファンドが設定された2015/4から順調に右肩あたりとなっています。

 

基準価額は設定された時から+40%程度まで上昇しています。

2020年3月末のコロナショックにより-4%まで急落したのち、なんとか持ち直しています。

 

他のファンドとの比較は以下の記事を参考にしてください。

つみたてNisa10銘柄の運用実績を比較【投資信託の選び方とおすすめ銘柄を紹介】
つみたて(積立)Nisaで10銘柄に実際に投資を行い、実績からおすすめの投資信託3銘柄を紹介。また投資信託を選ぶ際のポイントと、つみたてNisaで運用する際に銘柄選定と同じく重要な3つのポイントを解説します。

投資銘柄

ニッセイTOPIXインデックスファンドが投資する銘柄のTOP10を掲載します。

銘柄 割合
トヨタ自動車 3.6%
ソニー 2.6%
キーエンス 2.4%
ソフトバンク 1.8%
リクルート 1.7%
三菱UFJFG 1.5%
NTT 1.3%
ダイキン工業 1.3%
HOYA 1.3%
信越化学工業 1.2%

※2021年8月時点

トップは世界で活躍するトヨタ自動車、ソニー、キーエンスが並んでいます。

キーエンスは給料が高いことで有名ですが、時価総額でも日本で3番目に大きいんですね。

セクター比率

続いてニッセイTOPIXインデックスファンドが投資するセクター比率を確認しましょう。

投資セクター 割合
電気機器 18.4%
情報・通信業 8.4%
輸送用機器 7.8%
化学 7.1%
サービス業 5.9%
機械 5.6%
医薬品 5.2%
銀行業 4.9%
卸売業 4.8%
小売業 4.4%
その他 27.5%

※2021年8月時点

アメリカや全世界株式だとテクノロジーや金融業が多いのですが、ニッセイTOPIXインデックスファンドの投資セクターは、日本の企業の特徴がよく表れているセクター比率で、電気機器が最も多い投資割合になっています。

 

ニッセイTOPIXインデックスファンドは株式時価総額に合わせてセクター比率も自動で入れ替わる仕組みになっているので、銘柄選定などが不要な形式のファンドです。

✅関連記事;時価総額加重平均指数のメリットは、世の中の時勢に合わせて自動で銘柄を組み替えてくれるところ

まとめ

ニッセイTOPIXインデックスファンドについてまとめました。

長期のパフォーマンスをみてもTOPIXはあまりパッとしないので、あえて投資するファンドではないと考えています。

 

長期的に横ばい相場が続いているので、今後うまくいけば大きく上昇する可能性がありますが、あえてそのチャンスに賭ける必要もないかなというところです。

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