【ペプシコ:PEP】高配当米国株の銘柄分析〜株価・利益・配当〜

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ペプシコ(PEP)の株価・配当金について知りたいなぁ。

投資をするのに参考になるデータは?

こんなお悩みにお答えします。

☑️本記事の内容

  • ペプシコは世界2位の食品・飲料メーカー
  • 2010年以降のS&P500との成績比較
  • PEPの業績・配当・キャッシュフローの推移

☑️本記事の執筆者

くわ

投資歴15年超のサラリーマン投資家です。

私のブログでは投資初心者・中級者の方々に向けて基礎知識を短期間で身に付けられるよう分かりやすくまとめてます。ぜひご覧ください!

米国高配当株の人気銘柄の一つであるペプシコ(PEP)について分析を行います。

 

会社の基本情報から配当込みでS&P500との比較、利益や配当金の推移等をまとめます。

ペプシコってどんな会社?

社名 PepsiCo
ティッカー PEP
設立年 1898年
セクター 生活必需品
従業員数 294,000人
連続増配年 49年
決算月 12月
PER 25.58%
直近配当利回り(税込) 2.77%

ペプシコはアメリカのニューヨーク州に本社をおく世界第2位の食品・飲料メーカーです。

ちなみに世界1位はスイスのネスレ社です。

 

ペプシコ といえば1894年に開発されたペプシ・コーラが有名ですが、実は売上の半数は食品事業がしめます。

ペプシコの主力ブランド一覧を掲載します。

「ペプシ コーラ」「トロピカーナ」「ドリトス」「チートス」など有名なブランドがたくさんありますが、コカ・コーラ社の製品(コカコーラ 、ファンタなど)ほど日本には浸透していないような気がします。

 

ただ世界的には世界第2位の地位を誇り、食品・飲料という不景気の影響を受けづらい安定したビジネスを展開しています。

後述するように連続増配実績が50年近くも続いているという実績からも、収益性の高さが分かります。

地域別売上比率

売上の半分以上は米国です。

それ以外の国の売上比率を見るとほとんどが北アメリカ・ラテンアメリカであることが分かります。

 

そんな中売上高の3位にロシアが入っているのは面白いところです。

まだ社会主義国のソビエト連邦時代にペプシはソ連市場への参入を熱望していたところ、当時ニクソン米副大統領の働きかけにより、1972年にペプシがソ連で生産された最初の資本主義のブランドになったことに起因します。

 

またこれから成長が期待できる中国の比率が2%しかありませんが、2020年2月に中国菓子メーカー(好想你棗業)のおやつブランド「百草味(Be & Cheery)」を7億500万ドル(約760億円)で買収しました。

このようにペプシコは中国での売上拡大を着実に進めています。

 

続いて地域別の売上高の推移です。

全体的には右肩上がりに売上は増えており、その比率もだいたい同じぐらいをキープしています。

コロナ禍となった2020年も順調に売上を伸ばしました。

セグメント別売上比率

上記のように事業セグメントは大きく7つに分けられます。

  • Frito-Lay北米
  • Quaker foods北米
  • PepsiCo beverages北米
  • ラテンアメリカ
  • ヨーロッパ
  • アフリカ・中東・南アジア
  • アジア太平洋

事業セグメントは北米の事業以外は地域別に分類されています。

ペプシコ といえばペプシ コーラのイメージが強いですが、北米の食品事業だけでも30%近くを占めており、コカ・コーラ社が飲料ばかりを扱うのに対して、ペプシコはその半数が食品事業です。

 

Frito-Lay北米はスナック菓子、Quaker foods北米はパスタやシリアルなどのオートミールを製造販売するセグメントで北米部分を担っています。

これらのセグメントは飲料品よりも利益率が高く、昨今の健康志向による炭酸飲料の売上減少をこれらのセグメントが補っているような形です。

 

それ以外は飲料部門・食品部門を地域ごとに統括する形で管理しています。

続いてセグメント別の売上高の推移です。

売上は順調に伸びており、炭酸飲料の売上減が気になるPepsiCo Beverages北米も順調に右肩上がりに成長しているのが見て取れます。

株価の推移とS&P500との利益比較

2010年1月〜2020年12月までのペプシコ(PEP)とS&P500に連動するETFであるVOOの株価を比較します。

青線がPEPで緑線がVOO(S&P500)です。

10年間の株価上昇率をまとめると以下の通りです。

項目 PEP VOO(S&P500)
株価上昇率 143% 257%

表示期間をとおしてVOO(S&P500)よりも下回る成績です。

 

続いてPEPとVOO(S&P500)の配当込みで比較してみます。

項目 PEP VOO(S&P500)
配当込み上昇率 234% 318%

配当込みでもPEPはVOO(S&P500)の成績よりも見劣りします。

ただ上記のグラフを見て分かるようにPEPはS&P500が暴落している時にそれほど大きな下落はせず変動率が小さいのが分かります。

この辺りは生活必需品セクターとしての強みが出ています。

業績

売上・当期純利益・利益率の推移

売上高については安定的に600億ドル(6.6兆円)以上も売り上げる巨大企業です。

世界第2位の実力は半端ないですね。

ちなみに日本企業の売上高と比較するとアサヒビール2.1兆円、味の素1.1兆円で規模の大きさが分かります。

 

またここには書いてませんが粗利は安定的に50%を超えており、ブランド力を武器に高い利益率のビジネスモデルとなっています。

EPS・DPS・配当利回りの推移

配当金が順調に右肩上がりに上昇しており、連続増配年は驚異の49年です。

グラフを見て分かるように、利益のうちの半分以上は配当に回しています。

配当利回りは株高になっている今の現状でも2%程度をキープしており、インカムゲインも狙える投資先であることが分かります。

配当性向・増配率

利益は横ばいですが配当金は増配を続けているので、配当性向は右肩上がりに上昇しています。

今後も増配の流れは続きそうで、株主還元の姿勢が見て取れます。

コロナ禍でも配当を維持しているのはさすがです。

キャッシュフロー

営業CFを売上高で割って求める営業CFマージンが最近は15%程度でコカ・コーラ社の20%以上と比べるとあまり高くはありません。

ただ安定的に15%程度となっているため問題はないと思われます。

まとめ

ペプシコについて分析をまとめました。

ペプシコはペプシ コーラだけではなく利益率の高い食品事業を有する世界第2位の飲料・食品会社です。

規模の大きさを武器に今後成長が見込める中国市場でも着実に売上増を狙っており、積極姿勢が見て取れます。

 

また配当については文句なく50年近く連続増配を続ける優良企業であり、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙える数少ない銘柄です。

 

私が米国株投資をしている結果は以下の記事を参考にしてください。

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