
ポイントがたくさん貯まるというウワサの楽天カードって、実際どれぐらいの還元率なの?お得な貯め方とかあれば知りたいなぁ。
今回は、こんなお悩みにお答えします。
☑️本記事の内容
- 楽天カードを2年間使った還元率は約3%
- 楽天ポイントを年間19万ポイント貯めたコツ3つ
- 意外と大切!クレジットカードを1枚にまとめる効果
☑️本記事の執筆者

2018年末から楽天ポイントを本格的に貯め始め、2020年は楽天ポイント19.5万円分を1年間でもらうことができました。
今回は私が楽天カードを利用してみた実績から、楽天ポイントの還元率と年間19万ポイント貯めた私の楽天カードの使い方のコツを3つ紹介します。
最後には最近は複数のクレジットカードが財布の中に入っている人も多いかと思いますが、ポイントを貯めてさらに無駄にせずに使う上で、クレジットカードを1枚にまとめる効果についても解説します。

特別な手間のかかることをするわけでなく、誰でも出来る楽天カードの使い方のコツをまとめましたので、ぜひご覧下さい!
楽天ポイントの種類は2種類
まず前提条件として楽天カードを使ってもらえる楽天ポイントについて簡単に解説します。
楽天ポイントには、使える期間と使える用途の違いから2種類あります。
- 通常ポイント・・・ポイント有効期限なし、使用制限なし
- 期間限定ポイント・・・ポイント有効期限あり、使用制限あり
通常ポイントとは
通常ポイント(楽天スーパーポイント)は楽天カードを使ってもらえる基礎的なポイントで、有効期限がなく利用の制限がないのが特徴です。
通常ポイントはスーパーやコンビニなどで普通にクレジットカードを使って買い物をすると利用金額の1%がポイントとして還元されます。
通常ポイントは通常のクレジットカードでもらえるポイントと同じイメージです。
また使い方に制限がなく、投資信託を買ったり、楽天ペイやの支払いにポイントを使用することができます。
期間限定ポイントとは
期間限定ポイントは楽天市場などの楽天系のサービスで楽天カードを利用すると基本還元率にプラスで上乗せされてもらえるポイントです。
ただ制限がいろいろとあり、期間限定ポイントは名前の通り1ヶ月程度で使用期限が来てしまい、さらに使用用途にも制限があり、通常ポイントで出来た投資信託の購入ができません。
とは言え期間限定ポイントは楽天ペイで使えるようになったことから、楽天ペイが使えるスーパーやドラッグストア、コンビニなどで利用することができ、格段に使いやすくなりました。
楽天カードの平均ポイント還元実績は約3%
続いては、私が実際に楽天カードを使ってもらったポイントから実際の楽天ポイント還元率を計算し紹介します。
使用期間は2018年12月~2020年12月の25か月間です。
ポイント還元率 | 獲得ポイント | |
通常ポイント | 1.57% | 158,269P |
期間限定ポイント | 1.54% | 154,793P |
合計 | 3.11% | 313,062P |
このグラフで平均還元率と書いているのは2018年12月から表示月までの還元率です。
2020年は楽天ポイントの貯め方のコツがわかってきたので、徐々に平均還元率が上がり、今では3%ぐらいに落ち着いています。
通常ポイントと期間限定ポイントは大体半々ぐらいの還元率という実績でした。

イメージとしては期間限定ポイントのほうが多いかなと思ってましたが、比較した結果同じぐらいでした。
全体としてみるとかなり高還元率のカードという印象です。
楽天カードに乗り換える前は、0.5%還元のカードだったので、もっと早くから楽天カードを使っていればお得だったなというのが正直な感想です。
- 楽天ポイントの還元率は3%
- 通常ポイントと期間限定ポイントの還元率は同じぐらい
楽天ポイントを年間19万ポイント貯めたコツ3つ
私は2020年の1年間で楽天ポイントを19万ポイント貯めましたが、楽天のサービスを血まなこになって使っているわけではありません。
ただちょっとしたコツを押さえて使って貯めているので、ここではそのコツを3つ紹介します。
- 楽天市場の還元率をUPして効率よく使う
- 投資信託を買って楽天ポイントを貯める
- 楽天キャッシュを使って1.5%還元にする
①楽天市場の還元率をUPして効率よく使う
楽天ポイントをたくさん貯める王道は、やはり楽天市場です。
楽天には様々なサービスがあり、対象サービスを利用していると楽天市場で買い物をした時のポイントが増えるシステムがあります。
例えば、楽天カード(+2倍)を持っている人が楽天市場で買い物をすると、「+2%」のポイント還元になります。
※ここで注意したいのが「○倍」と記載されていても、「○倍」ではなく「+○%」であることです。
理由は良くわかりませんが、楽天ではなぜかそういう表記がされています。
楽天市場でのポイントの貯まり方は頻繁に更新されますが、2021年1月現在は以下の通りです。
対象サービス | 倍率 |
通常購入 | 1倍 |
楽天カード | +2倍 |
楽天プレミアムカード・ゴールドカード | +2倍 |
楽天銀行+楽天カード | +1倍 |
楽天の保険+楽天カード | +1倍 |
楽天ひかり | +1倍 |
楽天でんき | +0.5倍 |
楽天証券 | +1倍 |
楽天モバイル | +1倍 |
楽天トラベル | +1倍 |
楽天市場アプリ | +0.5倍 |
楽天ブックス | +0.5倍 |
楽天Kobo | +0.5倍 |
楽天Pasha | +0.5倍 |
Rakuten Fashion | +0.5倍 |
楽天TV | +1倍 |
楽天ビューティ | +1倍 |
私が利用しているサービス(上表の太字)は、通常購入1倍・楽天カード+2倍・楽天ゴールドカード+2倍・楽天銀行+1倍・楽天証券+1倍・楽天モバイル+1倍・楽天市場アプリ+0.5倍の合計8.5倍です。
つまり私が楽天市場で買い物をすると「+8.5%」になるということです。
このベースとなる還元率を上げておけば、お得に楽天ポイントが貯まります。
これが楽天カードは通常1%のポイント還元率なのに、全体で3%までポイント還元率が上がっている理由です。
楽天はこのポイント還元システムで、19年間で2兆円分もポイント還元しています。
※引用;楽天HP

2017年以降のポイント還元スピードが加速していてすごいですね。
ちなみに「楽天お買い物マラソン」という毎月1回程度開催されるキャンペーン時は、通常時の8.5%ポイント還元に加え、さらに10%程度上乗せされてポイント還元される✅「お買い物マラソン×楽天ふるさと納税」で楽天ポイントをお得に貯める方法 もありますので、リンクをチェックしてみてください。
②投資信託を買って楽天ポイントを貯める
楽天証券では、投資信託の積み立てをクレジットカード払いにした場合、購入金額の1%が楽天ポイントとして還元されます。
もらえるポイントには上限があり、毎月5万円までの投資信託購入が対象で、ポイント還元は毎月500円までです。
投資をするのが怖いという方でもかなりリスクが小さい方法があります。
私は値動きが非常に小さい「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」という投資信託を購入し、毎月500円ずつ1年間で6,000円分のポイントをもらっています。
この投資信託は日本の国内債券に投資し、景気後退局面でも下がりにくのが特徴でほとんど現金のような安心感のある商品です。
楽天証券が楽天サービスと連携するならおすすめな理由を✅「楽天証券が投資信託の購入におすすめな理由【楽天サービス連携でポイントUP】」にまとめています。
楽天証券の口座を持っていない方は、チェックしてみてください。
③楽天キャッシュを使って1.5%還元にする
続いては楽天キャッシュというものを使うサービスです。
楽天ペイを使っている方なら、設定はとても簡単です。
楽天ペイアプリを立ち上げて、右上の「チャージ」ボタンを押して楽天キャッシュをチャージして、使うだけです。
楽天キャッシュへのチャージで0.5%、楽天ペイの使用で1%、合計して1.5%ポイント還元されます。
ただし、楽天ペイのクレジットカードとの紐づけが楽天カードである必要があります。
ちなみにこのキャンペーンはエントリーする必要がありません。
大体私の生活圏のスーパー、ドラッグストア、コンビニでは楽天ペイが使えるので、いつも1.5%還元となっており、ありがたいキャンペーンです。
- 楽天市場の還元率をUPして効率よく使う
- 投資信託を買って楽天ポイントを貯める
- 楽天キャッシュを使って1.5%還元にする
クレジットカードを1枚にまとめる効果
最後は意外と重要なクレジットカードを1枚にまとめる効果について解説します。
クレジットカードを1枚にまとめるメリット2点です。
- 集中して利用するのでポイントが貯まりやすい
- 貯まったポイントを無駄なく使える
私は社会人になってからいろんなタイミングでクレジットカードを作る機会があり、気が付けば最大で7枚もクレジットカードを持っていたことがあります。
一番効率がいいのは購入する場所ごとにクレジットカードを変えて最大のポイント還元を狙うことでしょうが、実際は面倒くさくてなかなかうまくはいきません。
複数のカードにポイントが分散するので、ポイントも大してたまらないし、貯まっていればラッキーぐらいの感覚でした。
そしてもらったポイントには有効期限があったり、どのカードにポイントが貯まっているのか分からなかったりして、なかなかうまく使えていませんでした。
実際に世の中のポイントの半分は使われずに、無駄になっているようです。
この理由の一つがクレジットカードが複数あって、ポイントが有効に利用できないことだと思っています。
楽天カードのポイントの貯まりやすさとポイントの使いやすさを知った私は、余分なカードはすべて解約し、今個人的に持っているカードは楽天カード1枚だけです。

ちなみに嫁さんにも楽天カードの家族カードを渡しているので、我が家の支出のほとんどが楽天カードに集約されています。
楽天カード1枚に集中して使うのでポイントは貯まるし、財布の中もすっきりし、さらに貯まったポイントも無駄にならず、クレジットカードを1枚にまとめるというのは、かなり効果があっておすすめです。
クレジットカードを1枚にまとめる効果
- 集中して利用するのでポイントが貯まりやすい
- 貯まったポイントを無駄なく使える
まとめ
楽天カードのポイント還元率とお得なポイントの貯め方についてまとめました。
今はクレジットカードだけでなく、いろんなPay系サービスも出てきて迷ってしまいますが、楽天カードは、楽天ペイや楽天市場、その他の楽天サービスと連携してお得に使えるのがメリットです。
さらにクレジットカードを1枚にまとめることで、財布の中も、家計管理も、頭の中もすっきりし、ポイントがザクザク貯まり、無駄なくポイントを利用できるので、おすすめの方法です。
このままいくと100万ポイントも夢ではない感じになってきましたw
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