【楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)】銘柄分析〜手数料・運用成績・投資対象〜

楽天VTI

くわにゃん(@kuwanyan98)です。

つみたてNisaで運用している「楽天・全米株式インデックス・ファンド」通称「楽天VTI」の銘柄分析を行います。

 

ファンドの基本情報から私的なファンド評価、手数料・運用成績・投資対象等について解説します。

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基本情報

名称 楽天・全米株式インデックス・ファンド
設定日 2017/9/29
償還日 無期限
ベンチマーク CRSP USトータル・マーケット・インデックス
投資形態 ファミリーファンド
ファンド分類 インデックス型
委託会社 楽天投信投資顧問
販売手数料 なし
信託報酬 0.162%(税込)
解約時手数料 なし
為替ヘッジ なし
マザーファンド受益証券を通じて、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) に連動する投資成果を目指します。
バンガードが運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を実質的な主要投資対象とします。

※目論見書から引用

楽天・全米株式インデックス・ファンドは楽天証券の買付ランキング3位(2020年3月時点)の人気銘柄です。

 

S&P500が米国を代表する大型株500社で構成されるのに対し、当該ファンドのベンチマークであるUSトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の大型株から小型株の投資可能銘柄なほぼ100%となる約4,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数です。

 

もともと米国でバンガード社が販売するETFであるVTIを楽天が日本円のまま投資できるようにした画期的な商品です。

引用;目論見書

ちなみにバンガードというのは、世界最大級の運用会社で運用資産残高は約615兆円にもなります。

バンガードの商品はローコストで有名で、1976年に個人投資家向けのインデックス・ファンドを世界で初めて設定し、現在バンガードは、世界のインデックス運用商品の約4割でNo1シェアとなっています。

 

次のページでは楽天・全米株式インデックス・ファンドのファンドの評価をいろいろな角度からみてみます。

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私的なファンド評価

ファンド評価

結論から書くと楽天・全米株式インデックス・ファンドは、私がおすすめするeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と比較すると「おすすめしないファンド」です。

 

米国市場の力強さとこれらからのGDP成長率予測を考えると米国に投資することが有力な点についてはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の紹介にまとめましたので、今回はS&P500とのパフォーマンスの比較と手数料の関係からeMAXIS Slim米国株式(S&P500)をおすすめする理由を解説します。

VTI VS S&P500

楽天・全米株式インデックス・ファンド(=米国のETFではVTI)は2017/9/29に設定され、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(=米国のETFではVOO)は2018/7/3に設定されたばかりで日が浅いので、同じパフォーマンスの米国のETFであるVTIとVOOのパフォーマンスで両者を比較してみます。

 

緑がVTIで青がVOOの結果です。

VTI VS VOO

両者の結果はだいたい一致していますがわずかにVOO(S&P500)の方が成績がいいです。

くわ
くわ

VTIが約4000の多くの企業に投資し、VOO(S&P500)が500と少ない企業に投資するのに結果が変わらないというのも面白いですね。

両者の結果がそんなに変わらないのであれば、あと問題になるのは手数料です。

両者の手数料は以下の通りです。

ファンド名 信託報酬
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968%

手数料が違うと言っても両方ともかなり低コストなので、わずかな違いです。

 

ただeMAXIS Slimシリーズは業界最安手数料を目指しているだけあって、今後も信託報酬の値下げが期待されるので、私はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の方が安心かなという感じです。

くわ
くわ

世界一成功した投資家のバフェットさんもS&P500おしなんで、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)でいんじゃないかなぐらいです。

正直両者はあまり変わりません。

✅関連記事;長期間の積立投資では、手数料のわずかな違いが生涯収益に大きく影響する 

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基準価額・投資銘柄・セクターの解説

基準価額・純資産総額の推移

基準価額と純資産総額の推移のグラフを掲載します。

楽天VTI基準価額

※引用;楽天証券HP

純資産総額は788億円(2020年3月時点)で、ファンドが設定された2017/9から順調に右肩あたりとなっています。

 

基準価額は設定された時から16%ほど上昇していますが、2020年2月末にコロナショックにより急落しました。

しかし10年〜20年の長期で見れば、ファンドとしてはトップクラスの成績を上げてくるものと期待が持てます。

 

他のファンドとの比較は以下の記事を参考にしてください。

つみたて(積立)Nisa10銘柄の運用実績から、おすすめを紹介【銘柄変更時の注意点も解説】
つみたて(積立)Nisaで10銘柄に実際に投資を行い、実績からおすすめの投資信託3銘柄を紹介。また投資信託を選ぶ際のポイントと、つみたてNisaで運用する際に銘柄選定と同じく重要な3つのポイントを解説します。

投資銘柄

楽天・全米株式インデックス・ファンドが投資する銘柄のTOP10を掲載します。

楽天VTI投資銘柄

銘柄 ティッカー 割合
マイクロソフト MSFT 4.1%
アップル AAPL 3.9%
アマゾン AMZN 2.7%
フェイスブック FB 1.5%
アルファベットA GOOGL 1.4%
バークシャー・ハサウェイ BRK B 1.3%
アルファベットC GOOG 1.3%
JPモルガン JPM 1.2%
ジョンソン&ジョンソン JNJ 1.2%
Visa V 1.1%

※2020年3月時点

楽天・全米株式インデックス・ファンドは私がおすすめするeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と投資銘柄割合のトップ10と銘柄、比率ともほとんど同じです。

S&P500が米国の時勢に合わせた優良企業を構成銘柄に組み入れている様子が分かります。

セクター比率

続いて楽天・全米株式インデックス・ファンドが投資するセクター比率を確認しましょう。

楽天VTI投資セクター

投資セクター 割合
テクノロジー 22.7%
金融 19.3%
消費サービス 13.3%
資本財 13.1%
ヘルスケア 12.7%
消費財 8.0%
石油・ガス 3.6%
公益 3.4%
素材 2.0%
電気通信 1.9%

※2020年3月時点

テクノロジーセクターが4分の1近くを占めています。

このセクターには自動運転で有名なウーバーや、アマゾンが提供するアレクサなどのAI企業、グーグルやアップルが提供する5G関連企業などが多くを占めます。

このセクターの成長率は凄まじく、2019年初めから5ヶ月で15%の上昇と全てのセクターでトップの成長率でした。

今後もこの流れは変わらないでしょうね。

 

楽天・全米株式インデックス・ファンドは株式時価総額に合わせてセクター比率も自動で入れ替わる仕組みになっているので、銘柄選定などが不要で長期投資家としてはありがたい形式のファンドです。

✅関連記事;時価総額加重平均指数のメリットは、世の中の時勢に合わせて自動で銘柄を組み替えてくれるところ

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まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンドについてまとめました。

私個人的には米国のETFのVTIに投資しているので、日本円で投資ができる楽天VTIをオススメしたいところです。

 

しかし手数料最安をうたうeMAXISシリーズが同じようなパフォーマンスで低コストのeMAXIS Slim米国株(S&P500)を販売していることから、こちらの方がおすすめします。

 

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