高配当株に集中投資するSPYDの特徴。他のETFとの価格比較と分配金の推移など

悩み
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SPYDの価格や分配金について知りたいなぁ。

投資をするのに参考になるデータは?

こんなお悩みにお答えします。

☑️本記事の内容

  • SPYDは米国高配当株を中心に投資するETF
  • SPYDと他のETFの価格比較、分配金の推移
  • SPYDの構成銘柄と投資セクターの内訳

☑️本記事の執筆者

くわ

投資歴15年超のサラリーマン投資家です。

私のブログでは投資初心者・中級者の方々に向けて基礎知識を短期間で身に付けられるよう分かりやすくまとめてます。ぜひご覧ください!

ステート ストリート社が運用する人気のETF「SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)」について分かりやすく解説します。

 

SPYDの投資する対象などの基本情報から他のETFとの価格比較、分配金と分配金利回りなどを解説します。

SPYDはこんなETF

名称 SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用会社 ステート ストリート
投資対象 米国高配当株
設定日 2015/10/22
ベンチマーク S&P500高配当指数
経費率 0.07%
分配金利回り 6.11%
分配金支払月 3、6、9、12月

SPYDは米国のステート ストリート社が販売するETFで、ベンチマークであるS&P500高配当指数は、S&P500の中で配当利回りの上位80銘柄の株価を指数化したものです。

またS&P500は時価総額加重平均型の指数ですが、SPYDは年2回のリバランス時(1月末および7月末)において均等配分とするルールとなっています。

 

ちなみに時価総額加重平均型というのは投資する比率を株式時価総額に合わせて自動的に調整してくれる商品です。

詳しくは✅時価総額加重平均指数のメリットは、世の中の時勢に合わせて自動で銘柄を組み替えてくれるところをご確認を。

ETFの価格と分配金の推移

まずは一番重要となるSPYDの価格の推移を見てみます。

価格の推移

SPYDが設定された2015年10月以降の価格の推移(分配金込み)を確認してみます。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
SPYD 90.9% 10.6%

7年間で約2倍、年間平均利回りは10.6%と上々の成績でした。

高配当株ETFはS&P500などに比べて金融危機などでは下落幅が比較的小さいという特徴がありますが、コロナショックの際には大きく下落しました。

当時コロナは未知の部分が多く、不景気でも安定的なパフォーマンスをする高配当株が大きく売られました。

 

最近は不安定な状況が続きますが、高配当株ETFの特徴であるいつも通りの比較的安定したパフォーマンスに戻ってきています。

米国株インデックス(VTI)との比較

続いてSPYDと米国株VTI(青)インデックスを比較して確認します。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
SPYD 90.9% 10.6%
米国株(VTI) 120.8% 13.1%

チャートを見るとSPYDが設定された日から2018年ぐらいまではVTIよりもパフォーマンスが良い時期が続きました。

それ以降はGAFAM(Google、Apple、旧Facebook、Amazon、Microsoft)の急成長の恩恵を受けたVTIの方がパフォーマンスが良くなっています。

コロナショック以降はVTIに大きく差をつけられていましたが、最近はVTIが下落する一方、高配当株のSPYDの方は粘り強く下落に耐えているため、成績は近づきつつあります。

他の高配当ETFとの比較

続いてSPYDと人気の高配当ETFであるVYM(青)、HDV(黄)を比較して確認します。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
VYM 95.6% 11.0%
SPYD 90.9% 10.6%
HDV 73.8% 9.0%

3つのETFを比較するとコロナショックの際にはSPYDが一番大きく下落しました。

その後の回復期にはSPYDは大きく上昇し、トップのVYMに近づく成績となっています。

今後の展開が面白そうですね。

分配金の推移

2015年以降の年末の価格と1年間の分配金の推移です。

項目 年末価格 分配金 分配金利回り
2015 $29.26 $0.33
2016 $34.86 $1.51 5.17%
2017 $37.45 $1.42 4.08%
2018 $34.07 $1.62 4.32%
2019 $39.25 $1.75 5.12%
2020 $32.94 $1.63 4.16%
2021 $42.05 $1.55 4.70%

※分配金利回り=分配金/前年の年末価格

グラフ表記します。

分配金利回りは4〜5%程度と他の高配当のHDVやVYMの2〜3%と比較しても高い比率です。

これはこの後解説する構成銘柄の違いによります。

構成銘柄とセクター比率

構成銘柄トップ10

SPYDが投資する銘柄のトップ10を掲載します。

銘柄 割合
Valero Energy 1.78%
Marathon Petroleum 1.54%
Chevron 1.54%
Sempra Energy 1.52%
Iron Mountain Inc. 1.52%
Bristol-Myers Squibb 1.49%
Williams Companies 1.49%
Kraft Heinz 1.45%
Exxon Mobil 1.45%
Dow 1.45%
TOP10合計 15.2%

※2022年4月時点

SPYDは初めに書いた通り時価総額加重平均型ではなく80銘柄に均等配分して投資します。

なので基本的には以下の配分になります。

  • 100%÷80銘柄=1.25%

この均等配分したものが、その時の情勢によりアップダウンし、その結果が上記のTOP10銘柄に現れています。

HDVやVYMに含まれるJ&JやP&Gなどの超有名企業ではなく聞きなれない企業も入っているのが均等配分型のSPYDの特徴です。

投資セクター比率

続いてSPYDが投資するセクター比率を確認しましょう。

セクター 割合
公共事業 18.8%
エネルギー 14.6%
金融 14.1%
不動産 13.9%
生活必需品 11.3%
ヘルスケア 10.3%
素材 6.6%
その他 10.4%

※2022年4月時点

セクター別にみると公共事業セクターがトップになっています。

これまで私が保有しているETF、投資信託では公共事業がポートフォリオのトップになっているのは初めてです。

不動産も4位と他の高配当ETFに比べて高くなっているのも面白いところです。

時価総額加重平均型のHDVやVYMだとなかなかこれらのセクターが上位になることはないので、今後のパフォーマンスが興味深いですね。

まとめ

SPYDについてまとめました。

パフォーマンスとしては他の高配当ETFであるHDVやVYMと同じような特徴がありました。

ただSPYDは他の高配当ETFと違い均等配分型の指数であるため、構成銘柄や投資セクターは大きく違いました。

その結分配金利回りが高く、今後分配金を含めた株価について引き続き興味深く見ていこうと思います。

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