
株式投資をこれから始めるんだけど、基本的なことがしりたいな。
こんなお悩みにお答えします。
☑️本記事の内容
- 株式投資とはどのようなものか
- 株式投資の売買単位と取引できる時間
- 株式投資にかかる税金
☑️本記事の執筆者

投資歴15年超のサラリーマン投資家です。
私のブログでは投資初心者・中級者の方々に向けて基礎知識を短期間で身に付けられるよう分かりやすくまとめてます。ぜひご覧ください!
今回の記事ではこれから株式投資を始めるという方に向けて、株式投資とはどういうものか、どれぐらいの金額から売買できるのか、売買できる時間はいつか、株式投資にかかる税金はどれぐらいなのか等々基本的な内容を分かりやすく解説します。
そもそも株式会社ってなんなの?って方は次の記事✅株式会社はどのようにして生まれたのか?その起源と起業家・投資家のメリットとは をご確認ください。
株式投資ってなに?
株式投資というのはトヨタ自動車が発行する株式に投資して、株価が上がることで受ける利益やや利益の一部を投資家に還元する配当金をもらって利益を出そうというものです。
投資をすると必ず利益になるわけではなく、当然ながら買った値段よりも株価が下がれば損失になることもあります。
なのでどうしても損失になるのが嫌だという人は株式投資なんかせずに、銀行預金にお金を預けていた方が安心です。
でも一般的に長期投資であれば平均して1年間で投資額の5%〜7%程度の利益が見込めると言われています。
実際に過去200年間の株式投資のパフォーマンスをまとめたデータというのがあり、株式投資は基本的には右肩上がりの成績となっています(以下の図)。
ちなみに株式を買うには証券会社に口座を作る必要があります。
証券会社にはいろいろな会社がありますが、私が一番おすすめするのは楽天証券です。
詳しくはこちらの記事✅楽天証券が投資信託の購入におすすめな理由【楽天サービス連携でポイントUP】をご覧ください。
株式投資の売買単位と取引できる時間帯
株式投資の売買単位
日本で売買されている株を買う場合は、売買できる最低株式数(単元株数)というのが決まっています。
ちなみにトヨタ自動車であれば、単元株数は100株と決まっているので、2019年1月30日の終値でいうと最低でも663,900円の資金が必要になります。

私が投資を始めた時はこんなこともわかっていませんでした。
また、投資金額が大きいのでなかなか投資に踏み込めませんでした。
そして任天堂に至っては、最低でも3,315,000円(2019年2月1日時点)必要です。
日本の個別株へ投資する場合は単元株数が多いためたくさん資金が必要ですが、アメリカ株であれば1株単位で取引が可能です。
私のアメリカ株の投資対象であるコカ・コーラ株で言えば約5,000円で投資が可能で、ほとんどの株が1万円以下で投資をすることができます。

日本でも全部1株単位にすればいいのに
株式を売買できる時間帯
株式投資は24時間いつでも取引ができるわけではありません。
しかも日本とアメリカでは当然ながら取引できる時間帯は異なります。
日本の場合
日本での株式売買は東京証券取引所というところで行われます。
そして日本の株の取引可能なのは土日・祝日を除いた平日で、取引時間は午前と午後に分かれており以下の通りです。
- 午前:午前9時から11時30分まで
- 午後:午後0時30分から3時まで
アメリカの場合
- 通常タイム:日本時間 23:30~6:00
- サマータイム:日本時間 22:30~5:00
(※サマータイムは3月第2日曜日から11月第1日曜日まで)
株式投資にかかる税金
続いて株式投資を行なって出た利益に対する税金について説明します。
日本の場合
株式投資で利益をあげると税金を払う必要があります。
リスクを犯して投資をしているのに税金を払うなんて理不尽だな〜と思ってますが、法律で決まっているので仕方ありません。
税率は以下の通りです。
ただ普通は口座を開設する際にサラリーマンであれば、特定口座を選択しておくと自動で税金処理を行なってくれます。
もし一般口座で取引している方であれば、自分で年間取引報告書を作成し、確定申告を行う必要があります。

一生懸命リスクを負って投資で利益を出したのに20.315%も税金で持っていかれるってひどくないですか?
しかも損失が出た時は利益から控除はされますが、税金をバックされるわけではありません。
アメリカの場合
アメリカの場合も日本の場合と同じです。
しかし、配当金については注意が必要です。
配当金については現地課税と日本の税金がダブルでかかる二重課税という状態になります。
まとめると次の通りです。
- 売買益にかかる税金;20.315%(所得税15.315%、住民税5%)
- 配当金にかかる税金;現地課税10%+日本の税金20.315%
ただし二重課税された分は、確定申告により外国税額控除を受けることができます。
いくら返ってくるかは各人の年収によって異なってくるので、確定申告の際に確認する必要があります。
まとめ
株式投資の基礎知識についてまとめました。
ここで書いている内容は私が株式投資を始めたばっかりの時に疑問に思ったことを一からまとめました。
文章にまとめながら、始めはいろんなことが分からなかったな〜と思い出しました。
少しづつ知識を深めながら株式投資に慣れていきましょう。
株式投資で利益にする仕組みは次の記事✅株式投資で利益を出す2つの方法(キャピタルゲインとインカムゲイン)。どっちをねらうのが良い?をご覧ください。