【米国高配当株投資】運用成績とメリット・デメリットを解説

くわにゃん(@kuwanyan98)です。

私が2018年10月から実践している米国高配当株投資は、配当金をたくさん出すことで有名なアメリカの企業の個別株に投資します。

 

個別株に投資するには銘柄選定が必要になりますが、私の場合は有名な米国高配当ETFであるHDVとVYMを参考に14銘柄を厳選しポートフォリオを作りました。

 

ここでは私の米国高配当株投資の成績から米国株に投資する意味、高配当銘柄のポートフォリオの作り方などを解説します。

 

株式投資について、株式会社の歴史から株式投資を行う上で必要な知識をまとめました。

詳しくは以下の記事を読んでみてください。

✅関連記事:株式投資の基礎〜株の歴史と基礎〜 

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米国高配当株投資の成績

米国高配当株投資の先月の投資成績

先月末時点の各銘柄の評価額一覧を掲載します。

銘柄 積立金額 配当込評価額 損益率
ベライゾン 90,835 91,490 0.72%
AT&T 84,208 77,113 -8.43%
J&J 73,480 76,716 4.40%
エクソン・モービル 131,390 87,450 -33.44%
ファイザー 91,694 91,560 -0.15%
シスコ 101,270 91,038 -10.10%
シェブロン 106,073 88,514 -16.55%
インテル 87,204 85,653 -1.78%
JPモルガン 94,938 103,261 8.77%
ウェルズ・ファーゴ 135,662 102,901 -24.15%
P&G 77,592 88,239 13.72%
コカ・コーラ 92,379 89,535 -3.08%
メルク 90,785 84,833 -6.56%
ペプシ 89,250 92,019 3.10%
合計 1,346,758 1,250,321 -7.16%

上記の銘柄リンクをクリックすると銘柄分析ページに飛びます。

 

3月にコロナウイルスの影響で株価が世界的に急落した後、各指数の回復に遅れてようやく高配当株にも資金が流入し、上昇してきました。

 

今はハイテク株が相場を引っ張っていますが相場はサイクルで動くので、高配当関連は今が仕込みどころと思って追加投資して行きます。

くわ
くわ

投資金額が少ないので配当金もまだまだ少ないですが、長期間諦めずにこの投資を継続することで、いずれ大きく育つことをワクワクしながら見守っています。

 

米国高配当株投資のこれまでの投資成績

続いて2018年10月からの累計です。

資産評価額にはこれまでに受け取った配当金も含まれています。

年月 積立金額 資産評価額 利益率
2018/10 14,597 13,406 -8.15%
2018/11 41,361 39,404 -4.73%
2018/12 71,970 65,358 -9.18%

 

年月 積立金額 資産評価額 利益率
2019/1 99,227 94,633 -4.62%
2019/2 138,071 137,653 -0.30%
2019/3 181,114 179,182 -1.06%
2019/4 212,233 214,225 0.94%
2019/5 311,619 296,073 -4.99%
2019/6 408,007 410,063 0.50%
2019/7 505,138 507,572 0.48%
2019/8 588,487 581,765 -1.14%
2019/9 691,214 708,727 2.53%
2019/10 799,958 834,143 4.27%
2019/11 911,255 950,153 4.27%
2019/12 1,002,713 1,069,986 6.71%

 

年月 積立金額 資産評価額 利益率
2020/1 1,109,564 1,149,013 3.56%
2020/2 1,168,286 1,088,106 -6.86%
2020/3 1,218,046 986,032 -19.05%
2020/4 1,208,033 1,113,934 -7.79%
2020/5 1,219,526 1,133,752 -7.03%
2020/6 1,245,543 1,119,666 -10.11%
2020/7 1,223,296 1,110,416 -9.23%
2020/8 1,232,858 1,147,132 -6.95%
2020/9 1,245,521 1,106,565 -11.16%
2020/10 1,295,511 1,108,013 -14.47%
2020/11 1,346,758 1,214,435 -7.16%

続いてこれまでの結果をグラフで確認してみます。

 

棒グラフが積立金額(左側)折れ線グラフが損益率(右側)です。

4月にコロナショックによる下落から急回復したあとは、横ばい状態が続き先月少し回復しました。

現在のポートフォリオ

続いて先月のポートフォリオです。

ポートフォリオに占める割合が少ない銘柄に投資することで、均等なポートフォリオになりました。

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米国高配当株投資を解説

なぜ米国株に投資するのか

私が米国株に投資する理由は、単純に利益率の高さからです。

実際に米国株、米国以外の先進国株、新興国株の成績をここ10年のETFの成績から比較してみます。

 

それぞれの株価の成績には市場全体に投資するETFを用い、米国株の成績にはVTI(青色)、米国以外の先進国株にはVEA(緑色)、先進国株にはVWO(赤色)を使用します。

このグラフを見ると赤色の米国株の成績が圧倒的にいいのがわかります。

 

また株価とGDPは以下の記事から連動することがわかっており、今後の成績をGDP予測からある程度予想できます。

✅関連記事;【投資に役立つ経済知識】第9弾 GDPと株価の関係。だから僕は長期投資がやめられない。 

 

以下のグラフは、2060年までのGDPの予測値です。

※引用 日本経済研究センター

このグラフを見ると今後も力強く米国のGDPが伸びていくのがわかります。

中国とインドなどの新興国も大きく成長していきますが、新興国の株価を表すVWOの結果からも、まだまだ株価が不安定で長期投資するにはリスクがあるのがわかります。

 

いずれにしても米国は今後もGDPに合わせて株価も大きく上昇していくものと思ってます。

米国高配当株の特徴

次は高配当株に投資する理由ですが、単純に配当金が欲しいという理由からです。

 

毎月チャリンチャリンと配当金が入ってくるのはすごくうれしいですし、配当金を受け取ることは投資をやっている醍醐味の一つでもあり、憧れがあります。

 

また私がメインでやっている長期インデックス積立投資の弱点は、、、

くわ
くわ

ズバリ面白くないこと、です。

さらにせっかくコツコツ毎月積立てたインデックス銘柄が最高値を更新し、その後リーマンショックのように大暴落となってしまえば、「売っときゃよかった~」とかなりかねません。

 

でも高配当株に投資しておけば、毎月配当金が支払われます。

しかも高配当株はディフェンシブ株といって生活必需品などを扱う会社が多く含まれます。

とすると、例えば○○ショックが来ようと生活必需品の売れ行きが大きく変わることがないため、株価は下がっても配当は支払われる可能性が非常に高いです。

 

実際にリーマンショックの際にもしっかりと配当金を支払っていた会社はざらにありました。

くわ
くわ

株価の下落局面でも配当金が支払われるというのは、精神的な支えになります。

さらに投資対象はアメリカの企業なので、グローバルに幅広く活躍しており、なおかつ今後の値上がり益も期待できる企業が多くあります。

 

さらにアメリカの企業は得た利益を投資家に還元することを考え、配当金をたくさん出す傾向があります。

 

そのいい例として連続増配株というのがあります。

連続増配とは毎年配当金を前年より多く上乗せして出すということです。

 

有名どころをピ ックアップ(2018年11月時点)するとこんな感じです。

企業名 配当利回り 連続増配年数
P&G 3.9% 62年
コカ・コーラ 3.6% 56年
ジョンソン&ジョンソン 2.9% 56年

P&Gは62年増配・・・すごいですね。

ちなみに日本で20年以上増配している企業は花王1社だけです。。

一方アメリカは、なんと100社以上です!!!

 

にゃん
にゃん

圧倒的な数やな〜

配当金の再投資の効果

続いて配当金を再投資する効果について考えてみます。

米国の代表的な株価指数はS&P500が有名で、世界的にみても素晴らしいパフォーマンスを誇っています。

かの有名な米国投資家ウォーレン・バフェットでさえ、自分の死後はS&P500に資産の90%を投資するよう妻に語っているぐらいです。

 

そんなS&P500は時価総額加重平均型の指数といって、時価総額の大きい企業にたくさん投資するように設計されている指数です。

✅関連記事;時価総額加重平均指数のメリットは、世の中の時勢に合わせて自動で銘柄を組み替えてくれるところ 

 

最近はGAFAなどと言われるここ数年で急成長した大型IT企業の時価総額が大きいため、S&P500に組み入れられる銘柄の上位はこれらの銘柄で締められるようになりました。

S&P500と米国を代表する高配当ETFであるVYMの投資比率上位5位(2019年12月時点)までを比較してみます。

順位 S&P500 VYM
1位 アップル JPモルガン
2位 マイクロソフト ジョンソン&ジョンソン
3位 アマゾン P&G
4位 フェイスブック エクソン・モービル
5位 JPモルガン AT&T

この表を見るとS&P500は1位から4位までが成長著しいハイテクセクター企業で、いわゆるグロース株という銘柄の影響が大きいのがわかります。

 

一方VYMの方は日用品などを扱う企業が多く、これらの銘柄への投資は企業の内在価値に注目した、いわゆるバリュー株投資というものです。

 

ではS&P500とVYMのここ10年のパフォーマンスを比較してみます。

青色がS&P500で緑色がVYMの結果です。

10年間で40%近くS&P500のほうがパフォーマンスがいいという結果となっています。

 

この結果は配当金を無視した株価だけを比較した結果なので、続いては配当金を加味したチャートで比較します。

先ほどと同じく青色がS&P500で緑色がVYMの結果です。

配当金を加味した結果を比較するとグロース株の影響を大きく受けるS&P500とバリュー株メインのVYMはほとんど同じパフォーマンスです。

 

これが配当金再投資の効果であり、今後経済が後退する場合には不景気の影響を受けにくいバリュー株の方が下落が少なく、S&P500のパフォーマンスを上回る可能性すらあります

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ポートフォリオの作り方

続いて米国の高配当株に投資する際のポートフォリオの作り方について解説します。

ポートフォリオの作成はたった3つのステップでできます。

STEP1;投資する銘柄数を決める
STEP2;投資する銘柄を決める
STEP3;投資セクターの分散を考える

STEP1;投資する銘柄数を決める

インデックスファンドやETFへの投資だとたった1つの銘柄への投資でも、それだけで数百の銘柄に分散投資されることになりますが、個別株への投資の場合はある程度自分で銘柄分散を考える必要があります。

とはいえやみくもにたくさんの銘柄に投資してもメンテナンスの手間がかかるので、10社から20社程度がいいかなと思っています。

STEP2;優良銘柄の選定は米国高配当株ETFを参考にする

個別株に投資したことがない方にとっては、インデックスファンドやETF以外で自分で投資銘柄を選ぶのは時間もかかり難しいです。

 

そこで私の場合は米国高配当株に投資することで有名なETFのVYMとHDVを参考にする(パクる)ことを考えました。

以下に私がポートフォリオを組んだ2018年11月時点のVYM、HDVの組み入れ銘柄上位10位を掲載します。

順位 VYM HDV
1位 JPモルガン エクソン・モービル
2位 エクソン・モービル ジョンソン&ジョンソン
3位 ジョンソン&ジョンソン ベライゾン
4位 ウェルズ・ファーゴ シェブロン
5位 シェブロン ファイザー
6位 AT&T P&G
7位 インテル シスコ
8位 ファイザー コカ・コーラ
9位 ベライゾン メルク
10位 シスコ ペプシコ

※2018年10月時点

金融、エネルギー、生活必需品などがランクインしています。

意外と知っている有名企業が多いですね。

 

これらの銘柄以外にも高配当株投資としてオススメできる銘柄を掲載しておきます。

銘柄 セクター 連続増配年数
アップル ハイテク 5年
マイクロソフト ハイテク 14年
IBM ハイテク 18年
スリーエム 資本財 59年
キャタピラー 資本財 8年
マクドナルド 消費財 41年
ホームデポ 消費財 5年
フィリップ・モリス 生活必需品 10年
アルトリア・グループ 生活必需品 9年
ウォルマート 生活必需品 43年
クラフト・ハインツ 生活必需品 4年

STEP3;投資セクターの分散を考える

続いて考えるのはセクターの分散です。

セクターとはハイテク株・生活必需品などの大枠のことです。

景気には好況と不況のサイクルがあり、以下のような景気サイクルを繰り返します。

セクターごとにこのサイクルで得意な場面が異なり、例えば好況期にいい成績をあげるセクターに集中投資してしまっていては、不況期になると大きく下落する可能性が高くなります。

 

そのため銘柄数を分散させるだけでなく、自分が投資するセクターの分散も考える必要があります。

 

米国株には銘柄ごとに11種の投資セクターに分けられており、年間のパフォーマンスは以下のサイトにまとめられています。

Novel Investor Sector Returns TableSource: novelinvestor.com

さらにここ10年のパフォーマンスと景気サイクルのどの時期にパフォーマンスを発揮しやすいかを一覧にします。

No セクター セクター 成績 サイクル
1 情報技術 Information Technology 11.18% 回復
2 ヘルスケア Health Care 10.31% 不況
3 一般消費財 Consumer Discretionary  9.92% 好況
4 生活必需品 Consumer Staples  8.73% 不況
5 公共事業 Utilities  7.16% 不況
6 資本財 Industrials  6.88% 好況
7 素材 Materials  5.51% 好況
8 不動産 Real Estate  4.26% 回復
9 通信サービス Communication Services  4.02% 不況
10 エネルギー Energy  1.78% 後退
11 金融 Financials  0.21% 回復
くわ
くわ

セクターにこだわりすぎると泥沼にはまってわけがわからなくなるので、ある程度分散させればいい程度に考えればいいと思います。

私のポートフォリオ

最後に銘柄数・銘柄分散・セクター分散を行なった私のポートフォリオを掲載します。

銘柄 配当利回り(税込) セクター サイクル
ジョンソン&ジョンソン 2.69% ヘルスケア 不況
エクソン・モービル 4.02% エネルギー 後退
ファイザー 3.18% ヘルスケア 不況
シスコシステムズ 2.99% 情報技術 回復
シェブロン 3.78% エネルギー 後退
ベライゾン 4.52% 通信サービス 不況
インテル 2.71% 情報技術 回復
AT&T 6.30% 通信サービス 不況
ウェルズ・ファーゴ 3.35% 金融 回復
JPモルガン 2.96% 金融 回復
P&G 3.64% 生活必需品 不況
コカ・コーラ 3.49% 生活必需品 不況
メルク 2.81% ヘルスケア 不況
ペプシコ 3.16% 生活必需品 不況
平均 3.54%

全部で14銘柄で、税込み配当利回りの平均値は3.54%です(2018年10月時点、112円/ドルとして試算)。

景気の循環サイクルで考えると、回復4銘柄、後退2銘柄、不況8銘柄となっているので、景気後退期〜不況期にかけてパフォーマンスを発揮しやすいポートフォリオになっています。

ちなみに米国株は1株毎に取引できるので少額から投資可能です。

この一覧表を見ていると世界の超一流企業が勢ぞろいで、安心して投資ができます

 

これらの銘柄を同じ配分で保有します。

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米国高配当株のメリットとデメリット

メリット

米国の高配当株に投資するメリットは2つです。

1.配当金がもらえる
2.ディフェンシブで長期の値上がり益も期待できる

配当金がもらえる

最大のメリットはなんといっても配当金がもらえるということです。

配当金は現金として振り込まれるので投資のモチベーションが向上します。

 

また景気後退期に積立投資を継続するのは精神的にきついところがありますが、配当金であればいただいたお金なので、積立を継続するのは簡単です。

 

そして景気後退期に投資を継続することが未来のパフォーマンス向上に大きく貢献することになります。

✅関連記事;ドルコスト平均法を正しく理解して長期投資で成功しよう! 

これが配当金投資の最大のメリットです。

ディフェンシブで長期の値上がり益も期待できる

もう一つのメリットは、配当金を多く出す企業は株価の大きな値上がりを狙うグロース株と違って、じっくり長期で成長していくバリュー株であることが多いです。

 

そのため好況時に爆発的な上昇を見込めないものの、不況になった時でもグロース株に比べて下落が少なくなることが予想されます。

 

さらに米国の企業は、米国だけでなく全世界で活躍する企業が多いため、今後も継続して成長していくことが見込まれます。

さらに配当金ももらえるため、相場のアップダウンに振り回されることなく、じっくりとディフェンシブに投資を継続していくことができます

 

これらが米国の高配当株に投資するメリットです。

デメリット

米国高配当株投資のデメリットは配当金をもらうたびに税金を払う必要があるということです。

しかもアメリカの税金と日本の税金がダブルでかかるため、配当金には30%近い税金がかかります。

その分全体のパフォーマンスも下がることになります。

 

長期投資で成功するには、いかに長期で投資することが出来るかにかかってます。

 

なので少々税金を払ったとしても、配当金が支払われることが長期投資を継続していく大きな精神的な支えになるなら、税金も払ってもいいかなと考えてます。

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まとめ

米国高配当株への投資についてまとめました。

私のメインの投資は以下の関連記事の通り海外ETFを使ったインデックスの積立投資ですが、この米国の高配当株への投資への憧れもあるので、サブとして継続して投資していきます。

✅関連記事;【インデックス積立投資】運用成績とメリット・デメリットを解説

 

実際に米国高配当株への投資を継続してパフォーマンスを計測しながら、今後の投資戦略に役立てたいと思います。

https://kuwanyan.com/sbi-shoken-recommend/

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