先進国株式に投資するVEAってどんなETF?他のETFとの価格比較と分配金の推移など

悩み
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VEAの価格や分配金について知りたいなぁ。

投資をするのに参考になるデータは?

こんなお悩みにお答えします。

☑️本記事の内容

  • VEAは米国を除く先進国株式市場全体に投資するETF
  • VEAと他のETFの価格比較、分配金の推移
  • VEAの構成銘柄と投資対象国の内訳

☑️本記事の執筆者

くわ

投資歴15年超のサラリーマン投資家です。

私のブログでは投資初心者・中級者の方々に向けて基礎知識を短期間で身に付けられるよう分かりやすくまとめてます。ぜひご覧ください!

米国バンガード社で人気のETF「VEA(バンガード・FTSE先進国・マーケットETF)」について分かりやすく解説します。

 

VEAの投資する対象などの基本情報から他のETFとの価格比較、分配金と分配金利回りなどを解説します。

VEAはこんなETF

名称 バンガード・FTSE先進国・マーケットETF
運用会社 バンガード
投資対象 先進国株(除く米国)式市場全体
設定日 2007/7/26
ベンチマーク FTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックス
経費率 0.05%
分配金利回り 2.45%
分配金支払月 3、6、9、12月

VEAは米国のバンガード社が販売するETFで、ベンチマークであるFTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックスは、米国を除いた先進国株式市場の大・中・小型株約4,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数です。

 

要はVEAに投資するだけで、米国を除く先進国全体の企業にマルっと投資できてしまうという画期的な商品です。

しかも0.05%(100万円の投資額で年間500円)という爆安手数料で。

 

ちなみにバンガードというのは、世界最大級の運用会社で運用資産残高は約780兆円(2021年9月時点)にもなります。

バンガードの商品はローコストで有名で、1976年に個人投資家向けのインデックス・ファンドを世界で初めて設定し、現在バンガードは、世界のインデックス運用商品の約4割でNo1シェアとなっています。

圧倒的な運用額を武器に手数料を下げることが出来るんでしょうね。

またVEAは株式時価総額に合わせて投資する銘柄の比率を自動的に入れ替えてくれる商品です。

詳しくは✅時価総額加重平均指数のメリットは、世の中の時勢に合わせて自動で銘柄を組み替えてくれるところをご確認を。

ETFの価格と分配金の推移

まずは一番重要となるVEAの価格の推移を見てみます。

価格の推移

VEAの2010年以降の価格の推移(分配金込み)です。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
VEA 86.4% 5.9%

11年間で約2倍弱、年間平均利回りは5.9%と株式投資でよく言われる平均利益5〜7%の間に入っている感じです。

この後に書く米国株と比較すると見劣りする成績です。

全世界株、米国株、新興国株インデックスとの比較

続いてVEAの世界的な位置付けを全世界株(青)、米国株(黄)、新興国株(黒)インデックスと比較して確認します。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
米国株(VTI) 319% 14.0%
全世界株(VT) 169% 9.5%
先進国株(VEA) 86% 5.9%
新興国株(VWO) 56% 4.2%

今回比較したETFの中でVEAは3位という結果でした。

ここ10年は米国株に投資するVTIがぶっちぎりの1位で、その恩恵を受ける全世界株式に投資するVTの成績も良くなっているという感じです。

 

また株式の変動率を見るとVEAは新興国株VWOの次に変動が大きいという結果でした。

分配金の推移

2011年以降の年末の価格と1年間の分配金の推移です(ドル表記)。

項目 年末価格 分配金 分配金利回り
2011 30.63 1.06 2.93%
2012 35.23 1.05 3.41%
2013 41.68 1.08 3.07%
2014 37.88 1.39 3.34%
2015 36.72 1.07 2.83%
2016 36.54 1.11 3.03%
2017 44.86 1.24 3.40%
2018 37.10 1.24 2.77%
2019 43.82 1.34 3.61%
2020 47.21 0.97 2.20%

※分配金利回り=分配金/前年の年末価格

グラフで表記します。

分配金利回りは2.5〜3.5%程度と比較的高めの比率になっています。

先進国株なので成熟した企業が多く、成長への投資というより株主への還元を重視しているのかもしれませんね。

分配金が定期的にこれだけもらえるのは嬉しいですね。

構成銘柄とセクター比率

構成銘柄トップ10

VEAが投資する銘柄のトップ10を掲載します。

銘柄 事業内容 割合
サムスン電子 韓国 総合家電 1.50%
ネスレ スイス 食品・飲料 1.50%
ASMLホールディング オランダ 半導体製造 1.40%
ロシュ・ホールディング スイス 医薬品 1.20%
トヨタ自動車 日本 自動車 0.90%
ノバルティス スイス 医薬品 0.80%
LVMH フランス ファッション 0.80%
アストラゼネカ イギリス 医薬品 0.80%
Shopify カナダ eコマース 0.70%
SAP ドイツ ソフトウェア 0.70%

※2021年8月時点

米国のVTIと違って従来からあるような食品、ファッションなどの企業が多い印象です。

ちなみにLVMHはルイヴィトンを傘下にもつ企業です。

これらの企業なら配当が多くなるのも理解ができます。

また全体の比率を見ると多くても1.5%と少なく、突出して時価総額の大きな企業があるというより、全体的に横並びなイメージですね。

スイスの企業が3つもTOP10入りしているのも意外でした。

何となくドイツが経済的に強いので多いイメージでしたが。

投資対象地域の比率

続いてVEAが投資する対象地域の比率を確認しましょう。

投資対象地域 割合
ヨーロッパ 54.2%
アジア太平洋 36.1%
北アメリカ 9.1%
中東 0.5%
その他 0.1%

※2021年8月時点

投資対象地域として一番多いのはヨーロッパで続いてアジア太平洋という結果でした。

これだけで90%以上の割合です。

 

国別に見ると日本が20%以上でトップでした。

先進国の中では日本は米国につぐGDPなので当たり前かもしれませんが。

まとめ

VEAについてまとめました。

結果を見る限りVEAだけに集中投資するというのはおすすめできませんが、米国株VTIや新興国株VWOと組み合わせて投資するなら経費率も安くておすすめです。

 

私もVEAはポートフォリオに組み入れて投資しています。

ここ10年はGAFAMの急成長により米国株の一人勝ち状態ですが、VEA対象地域でも今後GAFAMに匹敵する企業が出てくることを期待します。

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