新興国株式に投資するVWOってどんなETF?他のETFとの価格比較と分配金の推移など

悩み
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VWOの価格や分配金について知りたいなぁ。

投資をするのに参考になるデータは?

こんなお悩みにお答えします。

☑️本記事の内容

  • VWOは新興国株式市場全体に投資するETF
  • VWOと他のETFの価格比較、分配金の推移
  • VWOの構成銘柄と投資対象国の内訳

☑️本記事の執筆者

くわ

投資歴15年超のサラリーマン投資家です。

私のブログでは投資初心者・中級者の方々に向けて基礎知識を短期間で身に付けられるよう分かりやすくまとめてます。ぜひご覧ください!

米国バンガード社で人気のETF「VWO(バンガード・FTSE新興国・マーケットETF)」について分かりやすく解説します。

 

VWOの投資する対象などの基本情報から他のETFとの価格比較、分配金と分配金利回りなどを解説します。

VWOはこんなETF

名称 バンガード・FTSE新興国・マーケットETF
運用会社 バンガード
投資対象 新興国株式市場全体
設定日 2005/3/10
ベンチマーク FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ・インデックス
経費率 0.1%
分配金利回り 2.15%
分配金支払月 3、6、9、12月

VWOは米国のバンガード社が販売するETFで、ベンチマークであるFTSE新興国オールキャップインデックスは、新興国株式市場の大・中・小型株約5,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数です。

 

要はVWOに投資するだけで、新興国全体の企業にマルっと投資できてしまうという画期的な商品です。

しかも0.1%(100万円の投資額で年間1000円)という爆安手数料で。

 

ちなみにバンガードというのは、世界最大級の運用会社で運用資産残高は約780兆円(2021年9月時点)にもなります。

バンガードの商品はローコストで有名で、1976年に個人投資家向けのインデックス・ファンドを世界で初めて設定し、現在バンガードは、世界のインデックス運用商品の約4割でNo1シェアとなっています。

圧倒的な運用額を武器に手数料を下げることが出来るんでしょうね。

またVWOは株式時価総額に合わせて投資する銘柄の比率を自動的に入れ替えてくれる商品です。

詳しくは✅時価総額加重平均指数のメリットは、世の中の時勢に合わせて自動で銘柄を組み替えてくれるところをご確認を。

ETFの価格と分配金の推移

まずは一番重要となるVWOの価格の推移を見てみます。

価格の推移

VWOの2010年以降の価格の推移(分配金込み)です。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
VWO 56.6% 4.2%

11年間で約1.5倍、年間平均利回りは4.2%と株式投資でよく言われる平均利益5〜7%と比べると若干低めです。

新興国株は伸び代が大きくハイリスク・ハイリターンだと言われたりしますが、個人的には外部要因に左右されやすく不安定な印象で、安定的に右肩上がりとはならないように思ってます。

全世界株、米国株、先進国株インデックスとの比較

続いてVWOの世界的な位置付けを全世界株(青)、米国株(黄)、先進国株(黒)インデックスと比較して確認します。

項目 配当込み上昇率 年平均利回り
米国株(VTI) 319% 14.0%
全世界株(VT) 169% 9.5%
先進国株(VEA) 86% 5.9%
新興国株(VWO) 56% 4.2%

今回比較したETFの中でVWOは最下位という結果でした。

ここ10年は米国株に投資するVTIがぶっちぎりの1位で、その恩恵を受ける全世界株式に投資するVTの成績も良くなっているという感じです。

 

投資を始めたばかりの頃は「新興国株に投資するとハイリターンがねらえるのかな?」なんて思っていましたが、上記の結果をみてもあまり期待は出来なさそうですね。

これは新興国の成長の恩恵を先進国の方が受けているという実態を表しているのかもしれませんね。

分配金の推移

2011年以降の年末の価格と1年間の分配金の推移です(ドル表記)。

項目 年末価格 分配金 分配金利回り
2011 38.21 0.91 1.88%
2012 44.53 0.98 2.55%
2013 41.14 1.13 2.53%
2014 40.02 1.14 2.78%
2015 32.71 1.07 2.66%
2016 35.78 0.90 2.75%
2017 45.91 1.06 2.96%
2018 38.10 1.10 2.39%
2019 44.36 1.44 3.78%
2020 50.11 0.96 2.15%

※分配金利回り=分配金/前年の年末価格

グラフで表記します。

分配金利回りは2.5〜3.5%程度と比較的高めの比率になっています。

2020年はコロナの影響で分配金が少なくなった影響とVWOの価格が年末にかけて上昇したため、分配金利回りが下がっています。

 

それでも分配金利回りは2%以上なので、分配金が定期的にこれだけもらえるのは嬉しいですね。

構成銘柄とセクター比率

構成銘柄トップ10

VWOが投資する銘柄のトップ10を掲載します。

銘柄 事業内容 割合
TSMC 台湾 半導体製造 6.60%
テンセントHD 中国 ITサービス 4.50%
アリババグループHD 中国 ITサービス 3.60%
Meituan 中国 生活関連サービス 1.50%
リライアンス・インダストリーズ インド エネルギー 1.20%
インフォシス インド ITサービス 1.00%
ヴァーレ ブラジル 資源開発 0.90%
中国建設銀行 中国 銀行 0.80%
HDFC インド 金融 0.80%
TCS インド ITサービス 0.60%

※2021年8月時点

トップは今世界の半導体不足で話題となっているTSMCです。

その次にはテンセントとアリババが続きます。

これらの企業は成長著しく、個人的に投資したいと思っていた企業ですが、最近の中国の共同富裕政策によって大打撃を受けています。

この辺が新興国市場の不安定さかもしれません。

 

またトップ10を見ているとITサービスが多いのが分かります。

これらの企業はこれからもどんどん伸びて行きそうですね。

投資対象地域の比率

続いてVWOが投資する対象地域の比率を確認しましょう。

投資対象地域 割合
中国 36.8%
台湾 18.2%
インド 14.5%
ブラジル 6.0%
南アフリカ 3.9%
サウジアラビア 3.6%
ロシア 3.1%
その他 13.9%

※2021年8月時点

投資対象地域として一番多いのは中国と台湾で合わせると50%を超えています。

その次はインドの14.5%ですが、個人的には今後インドの割合が増えて行きそうな気がします。

まとめ

VWOについてまとめました。

結果を見る限りVWOだけに集中投資するというのはおすすめできませんが、米国株VTIや先進国株VEAと組み合わせて投資するなら経費率も安くておすすめです。

 

私もVWOはポートフォリオに組み入れて投資しています。

今後は中国やインドなどのアジア圏に経済がシフトしてくると言われており、20年程度の超長期スパンで見れば大きくVWOが上昇する可能性はありそうですね。

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